世界一のグルメタウン東京でも、なかなか美味しいものに出会えない料理もある。
長崎ちゃんぽんもそのひとつ。
ちょっと美味しいと聞けばわざわざ食べ歩いたりもしたが、結局は満足できたお店はない。
なんだかんだと言いながらも、チェーンのリンガーハットを越える店は少ない。
日本橋で行列ができているお店があり、どうせラーメン屋だろうと思って通り過ぎようとしたら、長崎ちゃんぽんの専門店のようだ。
外は暑いし、ちゃんぽんを食べたいって気分でもなかったけど、後で後悔するのも嫌なので行列の最後尾に並んだ。
10分ほどで入店。
間口は狭いけど、奥行きが長く、30人ぐらいは収容できるお店。
辛ちゃんぽんや柚子塩ちゃんぽんにも心惹かれるものがあったが、最初はノーマルで勝負。
「野菜増しにしますか?」
と職務質問され、反射的にウンと答え、
「小ごはんも付けますか?」
と聞かれ、ちょっと考えてウンと答える。
長崎県知事の『食べてみんね長崎産品応援店』に認定されてるみたいだけど、お米は青森産(笑)
●ちゃんぽん(880円)
写真で見ると分かりづらいが、8寸丼の特大サイズに山盛りのちゃんぽん。
職務質問に迂闊にウンと返事したけど、こりゃ苦労しそうだ。
それではいただきます
青森県産まっしぐらのごはんには、ゆかりをパラパラパラ・・・
ちゃんぽんにはホワイトペッパーをパッパッパ・・・
スープは豚骨と魚介の旨みがベースのようで、あっさりしていてくどくない。
野菜をひたすら食べ進むと、ようやく顔を出した麺。
ちゃんぽん独特のもっちりした麺でコシも強いけど、麺の量って一体何グラムあるんだろう。
食べても食べても減らない(笑)
具は、豚肉、イカゲソ、アサリ、さつま揚げ、紅白蒲鉾、人参、キャベツ、もやし。
アサリはいらないから海老にした方が見栄えもいいし、味も良くなると思う。
後半戦は味を変えるため卓上のウスターソースをドバドバドバ・・・
ちゃんぽんは苦戦しつつも何とか完食したが、ごはんはギブアップ。
あっさり目のちゃんぽんでそれなりに満足度は高く、他のちゃんぽんや皿うどんも期待できそうだ。
現在の東京では美味しいちゃんぽんと認定しても良いかな?
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】
・ちゃんぽん由丸
・東京都中央区日本橋室町1-8-5
・http://www.restaurant-mrs.com/wp/
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