先週からスタートした「元祖」シリーズ。
それが何を思ったのか3日連続のパンダメニューでヘンな流れになったので、元に戻そう。
今日のテーマは「元祖釜めし」
大正15年創業の釜めし春さん。
浅草に本店があり、今回の上野のお店は支店になる。
関東大震災の時、上野の山に避難してた人たちがお釜の中に米と一緒に持ち寄った具材を一緒に炊いているのを見て、当時は定食屋だったここのおかみさんが、一人前づつ炊く釜めしとして考案したのが始まりだったそうだ。
前回訪問した時は栗釜めしだったが、今は牡蠣釜めしという事で季節の釜めしはパス。
標準的な五目釜めしで注文。
味噌汁は別で330円だが、値段の割にはいたって普通の味噌汁なのでこれもパス。
さて、注文してから炊き上げるんで、これから25分。
お銚子の2~3本と玉子焼きと焼鳥でちょうどいい時間になるのだが、平日はお茶で我慢するしかない。
「かまめしを みぞるるものの ひとつかな」
この店を愛した久保田万太郎さんが進呈した句。
シンプルな内装だが、座席席もあり広々としている。
注文してから22分が経過した頃、おまたせしました~と出来上がり
●五目釜めし(1,080円)
フタを取ってみましょう。
ジャジャ~ン!
湯気とともに上がる香りの良さに期待も高まる
それではいただきます
沢庵はいたって普通の味。
自分でお茶碗によそうのも釜めしの楽しみのひとつ。
海老、鶏肉、椎茸。
こちらのお店の釜めしはだし汁を使わないことが創業以来のポリシー。
お米はコシヒカリとササニシキのブレンド。
後味もさっぱりで何杯でも食べられそう!
お代わり~!
海老、たけのこ。
忘れちゃいけないのがこのおこげ。
お米は1合だと思うが、ちょうど2杯半で完食。
寒い季節にはピッタリの釜めしだが、お酒が飲める休日にゆっくりと訪れたいものだ。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】
・元祖釜めし 春 上野店
・東京都台東区上野4-9-2
・http://ryoma.cantown.jp/cgi-bin/WebObjects/Cantown.woa/3/wo/v1uOvJ4gaK77L3PSdnxoEg/4.5.0.3.1.4.0
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