今週は祝日があった分1日少なかったんだが、溜まった疲れのせいかいつもより長く感じた1週間だった。
昨日のランチは浅草観音裏の名店、丹想庵健次郎さん。
老舗の蕎麦屋が軒を連ねる浅草で、比較的新しい店ながら、その実力はトップクラスと言っていいだろう。
ランチ限定の本日のそば御膳
・ひじき混ぜごはん
・海老と野菜のかき揚げ
前回は海老と野菜のかき揚げだったので、今回はひじき混ぜごはんのセットを温かいかけそばで注文。
いつも季節の花が飾ってあって和やかな雰囲気を醸し出しているし、棚の上にある「鍋島」はお花以上に魅力的だ(笑)
●本日のそば御膳(1,000円)
ひじき混ぜごはん。
この日の蕎麦は長野産。
蕎麦屋ではあまり使わない陶器の丼も暖かみを感じてよござんす。
それではいただきます
大根おろしで食べる玉子焼き。
蕎麦屋の玉子焼きはつゆに使うかえしを使うので旨さが違うが、その中でもここの玉子焼きは格別の旨さ。
ふっくらのごはんと、具だくさんのひじき混ぜごはん。
たかがひじき混ぜごはんでも、作り方一つでこんなに美味しくなるんだね。
お新香。
この店では七色は控えめにパッパッパ・・・
3種類の薬味を投入。
う~ん、これだ!
二八の蕎麦で、温かいかけそばでも魅力は十分。
蕎麦以上に重要なつゆも文句なし!
最近は蕎麦業界には若い人たちの参入が多いと聞く。
その点ではラーメン業界と同じだが、ラーメンに挑戦する若い人達は、今までのラーメンを越える新しいラーメンを創作することに力を注いでいる。
蕎麦業界はそれとは逆の流れではないだろうか。
有名店や老舗と称される蕎麦屋のほとんどは製粉所から蕎麦粉を購入し機械で打つ。
ニューウエーブ系の蕎麦屋は産地から厳選し、石臼挽きで製粉し、最後まで完全手打ちが多い。
つまりラーメン界の若者は既存のラーメンを否定する“革命的”な意思が主流なのに対し、蕎麦界は昔に逆戻りというか、江戸蕎麦の“原点に回帰”しようとしているような気がする。
味にうるさい浅草の街で、このような店が繁盛するのは非常に喜ばしい。
「丹波の黒豆の良いのが入ったんでよかったらどうぞ・・・。」
黒豆も美味いが、煮あがりも味付けも最高だ!
蕎麦湯は超濃厚のドロドロタイプ。
毎年いただくお年賀のやげんぼり。
いつもありがとう。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】 ★★★
・丹想庵健次郎
・東京都台東区浅草3-35-3
・http://r.gnavi.co.jp/aaece6740000/
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