早速ですが、「なでしこの花」って見たことあります。
右側が今朝、我が家の庭に咲いている「なでしこ」です。
花火のような華やかさと清楚な感じが好きです。
隣は「ホタルブクロ」という花です。
6月ごろ一度咲き、2度目の開花。
「なでしこジャパン」をたたえる勝利のベルのようにも見えます。
話は突然変わりますが「カツカレー」って魅力的ですよね。
トンカツだけでも美味しいしカレーも好きです。
その個性的な料理同士をひとつにした仲人の手腕は称賛に値します。
そもそも新婦の「カレー」さんには、「豚コマ」というちゃんとした彼氏が
いて親も公認の仲だったんです。
そこへ、元豚の親戚一同のなかでも、クラス1のイケメンの人気者、
「トンカツ」が、あろうことかカレーに横恋慕うしたんですね。
思い余った「とんかつ」はとんかつ屋の親父に相談します。
とんかつ屋の親父にしても人気NO1タレントに頭を下げられては
無下には断れません。
「豚コマ」には因果を言いくるめて身を引かせ、強引に結婚式と相成りました。
最初は毎日枕を涙で濡らした「カレー」もそのうち、熱い衣に追われた「とんかつ」
のパワーに次第に男らしさを感じ始め、アツアツの新婚さんが誕生しました。
今では新婦の実家のカレー屋さんでも、嫁ぎ先のとんかつ屋さんでも
人気のメニューになり、この結婚は大成功と言われました。
この先、このドラマ作成に熱中してしまいそうなんで、終了し先に進めます。
この仲人というのが、この店の創業者の親父なんです。
大正6年に浅草で開業した洋食のお店「河金」がカツカレーのルーツだそうです。
銀座の「グリルスイス」も元巨人軍の千葉茂さんの要望にこたえて作ったのが
元祖だと名乗っていますが、こちらは昭和23年の事で「カツカレー」の名称や
スタイルが現在のルーツになっているようですね。
ということで「河金」に戻りますが、お店は入谷鬼子母神の近く、
路地を一本入ったところにひっそりとあります。
千束にも御兄弟が同じ店名でお店を出していらっしゃいます。
東海林さだおさんはこの店をこう書いています。
「入る時は手動ドアで締める時は勝手に締まる自動ドア」←わかるかな?
玄関を入るとネコちゃんがにゃ~!(いらっしゃいませ~)と出迎えてくれます。
メニューはお肉を○匁(もんめ)のサイズで表しお値段も変わります。
このお店では今でもカツカレーではなく「河金丼」です。
50匁以上はお皿に入って出てきます。
●豚汁(100円)
具は元カレの豚コマ君と玉ねぎのみ。
余計な具はないのが東京風って感じがしますね。
トンカツは薄めのカツでサクッとしたコロモがいい食感。
カレーは昔懐かしいカレー。甘口のコクのあるカレーです。
最後に・・・・。
私が願いを込めたカツ(勝つ)を食べた後、何が起きるか・・・?
フフフッ・・・。詳しくは7月5日のブログをご覧ください。
この時はジャイアンツ相手に3連勝でした。
【お店】
・河金(かわきん)
・東京都台東区下谷2-3-15