ついに登場「佐賀ラーメン」。~美登里~ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

今、ラーメン店ってどれくらい存在するんでしょうか?
都内でも恐らく数千という単位でしょうか?

好きなラーメンといえばよく出身地で違うといわれます。
東京の人はやはり鶏ガラでダシを取った醤油ラーメン派が
多いでしょうし、九州は豚骨スープでしょう。
また生まれた世代でも違うといわれています。


東京都内でも今や全国のご当地ラーメンが存在します。
しかし探し求めていたあの幻のラーメンのお店が
ついに誕生しました。
それは「佐賀ラーメン」
佐賀県出身者以外は見たことも、聞いたこともないと
思います。


「博多ラーメン」「久留米ラーメン」「長崎ちゃんぽん」
メジャーで都内でもたくさんのお店があります。
その3つの地域の中心に位置するのが「佐賀ラーメン」
中心なのに誰も知らない。
それが「佐賀ラーメン」
ラーメンだけではありません。
「佐賀」がそうゆう県なのです。
私の出身地です。

「出身は佐賀県です」と自己紹介したら、
約2割の人が「佐賀ってどこでしたっけ?」と
聞き返されます。
少々自虐的になってきましたが、それでも誇りをもって
懸命に生きています。

その佐賀ラーメンですが、昨年の10月浅草にオープン
しました。
観音様のご利益と喜んでおります。
その名も「美登里」
場所は観音様の裏。
千束小学校の前。





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出迎えてくれるのは「面浮立」(めんぶりゅう)という
郷土芸能。
このお面、佐賀県内のみやげ物屋には必ずあります。
勇壮な踊りです。


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●味自慢ラーメン(700円)+稲荷ずし(1個70円)


メニューはラーメンは1種類のみ。
ラーメンの具材も「チャーシュー」「のり」「ねぎ」のみ。
全てがシンプルです。
物足りない人にはチャーシュー、生玉子(卵黄)のトッピングが
あります。
そして「稲荷ずし」
どうしてラーメンに稲荷ずし?と疑問を感じる人も多いはず。
ごもっともです。
しかしそれが佐賀流です。(佐賀県ではおでんがある店も多い)


郷土のラーメンということでエコひいきするわけでは
ありませんが、美味しいです。
甘くて濃厚な豚骨スープと地元産の醤油。
見た目は博多ラーメンと同じ細めんですが
しっとりとした麺。
有明海の海苔と、味が染み込んだチャーシュー。


都内に恐らくここでしか味わえないと思います。
是非繁盛することを祈ります。

【お店】 
 「佐賀ラーメン 美登里」
  東京都台東区浅草4-24-1