振り返り | 徒然日記

徒然日記

音楽のこと、うさぎのこと、日々思ったことなどの記録。

ACIDMAN Re Loopツアー@Zepp Haneda

 

迷ったの。

フジとBNの間だったから。

でもね。

私が人生で初めて行ったライブって、

Loopツアーの札幌公演だったんですよ。

それのリバイバル公演ってさ、見るしかないじゃないのさ。

 

久しぶりにきいたLoopの曲たちは解像度が昔より上がった気がしたのは彼らの20年の賜物でしょう。

大木氏の歌声も豊かになりました。

 

そしてかっこいいのよ。

シンプルにかっこいい。

ドラムもベースもギターも全てかっこいい。

そして歌詞がいい。センスが抜群にいい。

何回も思った。

 

Oの歌詞とかね。

世界は透明な細胞のようとかさ。

 

久しぶりに聞いた静かなる嘘と調和の

開けたドア その先に光る 空に泣いているとかね。

 

一個一個がすごい世界を感じるんです。

自分が世界と、地球と全部混じったような感覚。

 

予想外は最近の曲が結構あったのと

中盤のセトリのチョイス。

愛を両手にとか星のひとひらとか珍しいな。

てっきりぶっ飛ばし系かと思ってたから。

愛を両手にでてってさんの思い出し泣きしてもうた。

 

星のひとひらは繊細で切ない感じで好きな曲。

背景で流れてる映像がすごいマッチしてよかった。

 

なんか・・いろんなこと思ったんだよ。

ドライドアウトで自分でもびっくりしたけどしゃくり上げ泣きしてしまって。ACIDMANの中でも意思が強い曲というか、ポジティブ強いというか← idもそうだしある証明とか新世界とか。そういうのがものすごい刺さる。突き動かせられるんです。

久しぶりに聞けたのが嬉しすぎた。

 

あと、私、生命を感じる音楽が好きなんだと思いました。

ACIDMANにはすごく感じます。

ロットも質は違うけどとても感じます。

WEGもそうです。

BRAHMANとかも好きだったりするけど「生き様」を見せつけられてるんだよね彼らって。だからだね。

長年ずっとかんがえてた私の好きな音楽の共通項がやっとこの日わかりました。

 

あと、なんだ。

MCで聞いた超新星爆発の時に最後に作られる物質が鉄であり、それがいま私たちの元になってるっていう。

それって廻る巡るのMVだよね?そういう意味だったんだねあの赤いのって。それもようやく知れた。

 

リピートの後半がすごくかっこよくて。

それは多分ライブアレンジ。リピートはたまにライブでやってるけど今日のが一番よかった。これはやっぱり名曲だと思ってる。

背景にあるのが木々の映像で。

そこですごく生命を感じたのと、私が海に興味がなくて森が好きなのってこの影響?って思ったり。笑

木々、森の中ってやっぱりたくさんの命のエネルギーを感じるんだなと思ったり。

 

Turn aroundの振り返り。

ちょうど今は1000年前で。

長い宇宙の歴史から見たら。1000年後の宇宙から見たら。

 

Slow viewの無機質な感じのMVも久しぶりに見た。

アナログ感も相まって、なんか、誰もいない映画館で8mmフィルムだけ回ってる感じ。エモい。

 

何かよくわらからないエネルギーで突っ走って作ったらしいアルバム。

がむしゃら感が伝わる。しばらくそのがむしゃら感て残ってて。

どんどん昇華していくんだよなその後数年。

 

equalツアーの再現も楽しみにしています。

これ一番思い入れが強いアルバムだからやったら大泣きするな私。20年前のタオル持ってくぞー!笑