小田原 Rフェスシリーズ /新幹線のサポートを受ける | musucariさんの 日々是リハビリ

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2014年、脳出血から左片麻痺になりました。MUSUCARI BREEZEとして ハンドメイド雑貨を作っていた私のその後の暮らしと リハビリや関わる全ての皆さんから教わったことをたくさんの方におすそ分けしたくて綴ります。

今日からしばらくは 2024、3.神奈川県小田原市で開催された、「小田原®️フェスに参加した様子を感想を混じえながらご報告したいと思います。

 




私たちの工程順にご報告〜。


まずは新幹線利用に際して各種のサービスを受けました。


一緒に行動したのは

3名

①車椅子ユーザー(聴覚障害) 障害手帳あり

②私 杖歩行 障害手帳あり 

③障害あるけど、身体状態から障害手帳なし


今回利用した料金サービスは次のとおりです。 


⭐︎ 身体障害者手帳による、運賃 割引

⭐︎ 「ジパング倶楽部」適応年齢 のため 特急指定料金の割引

⭐︎車椅子利用者のための、乗車  降車サポート


3名の組み合わせはこうなります。

① 被介助当人

②介助者

③単独利用者


なので①と②がセット ③は単独の行動とみなされます。

この組み合わせにより、3人がそれぞれの割引を受けることができます。


乗車料金の障害者割引



ジパング倶楽部障害者割引



次は車椅子ユーザーさんが受ける、乗車降車のサポート


チケット予約購入の際に、このサポートを受けたいことをみどりの窓口(Webからも可)で申し込みます。(乗車サポート電話も可)


今回は乗車降車のスロープサポートに加えて、多目的室利用を予約しました。


多目的室は 障害のある人だけでなく、授乳や 体調がすぐれないかたが事前の予約で無料で使えます。


多目的室のある車両は 全国の各地方の新幹線編成車輌によりいろいろです。



扉を開けた部屋の様子。

車輌によって広さも機能も違います。

基本的に定員2名です。

今回私たちは座席2名と車椅子ユーザーの3人でちょうどよく使えました。


ソファは手動で引き出し、ベッドにすることもできます。



今回はベッドとしては使わなかったので、寝心地などはわかりません。横になれるだけでも体調悪い方にとっては救いだろうと思いました。



扉開閉スイッチ


介助の人用の椅子が設置されてます。




車内アナウンスがスピーカーから聞こえますが、電光掲示板は無いので 聴こえない方は今どこの駅、次がどこ、もうすぐです着く が全くわかりません。

そこ、今後改善されると良いなあ。



余談ですが、チケット購入を楽にする、私の工夫を紹介させてください。


窓口で、希望を伝える際に、説明が楽になるにはこれが1番。



往路予定です。


事前にインターネットで希望列車を決めてあります。


これを窓口で渡して 「これに乗りたい」と伝えるだけ。


帰路も



帰りはそれぞれが帰り着く在来線駅が違うので新幹線と在来線とを分けたメモにしてあります。


★スロープサポート必要な場合のチケット購入にあたっての要注意事項


全国に10種類ある、新幹線路線、便利に乗り継ぐことができますが、スロープサポートを受ける場合、○○新幹線と△△新幹線を跨ぎ、しかもその工程で乗り換えが必要な場合は双方の連携を取ってもらうことが必要です。

乗り換え所要時間は20分以上という規定もあるため、この連携がきちんと取れなければ希望どおりの列車チケットは取れません。

乗り換え希望の際には必ず時間の余裕を。

連携を窓口スタッフさんが全てを行ってくれる駅と、こちらが連携サービスに申し込み電話をしなければいけない駅もあります。(面倒、しかし必須)



このような方法で 無事一泊2日の新幹線旅を 思う存分楽しめた私たち、とても勉強になりました。


まずは取り急ぎ ひとつめの報告。後ほど追記、訂正が、あるかもしれないことをご了承ください。