我が、TABスケート部の副部長にして、至宝ともいえる、
DJ TAKASHIさん率いる Indigo の、最新チューンが、こっそりアップされてるので紹介しておきます。


INDIGO
http://soundcloud.com/indigo-2

SUDO BROTHERS
http://soundcloud.com/sudobrothers

副部長のゴジラママが、
三角ベンチをふらついていた彼を「Renと同じ匂いがする」と連れてきてくれたのだが、
そんな彼と会って、既に3年近くが経つ。

話を聞けば、私など足元に及ばぬ「大物」じゃないか。

どんな人たちなのかは、僕が語るよりも、このインタビューを見ていただければ、そっちのほうが雄弁だ。
MSN BEAT CULTURE インタビュー INDIGO

関西出身の 兄:DJ TAKASHI と弟: DJ ISAO による兄弟ユニット。スペイン・バルセロナを拠点に活動を行っている新生レーベル「NUTEK RECOREDS」の専属アーティストに選ばれ、ミュージックダウンロードサイト "KING BEAT"のTrance/Hard Dance部門においては、堂々のダウンロード数1位に輝き、自らが運営するBLISSDOM RECORDINGSから発売されたコンピレーション・アルバム「VA.STARDANCE」は、全ジャンル総合の5位を記録。アーティストトップ9にも選ばれる他、UKの名門PHANTASM RECORDSのコンピレーションからも楽曲がリリースされる等注目の日本人クリエイターとなる。
そんな彼等の1stアルバムが、スペインのNutek Recordsから発売された。


ライバルというには、自分の力はまだ足りていないが、
同い年の彼の頑張りは、僕にとっては、いい意味のプレッシャーだ。

時折、彼とは Skype で語り明かす事もある。
今も、この記事を書きながら、久々に姿を現した彼に語りかけてる。

そして、この曲の、なんとキラキラしていることか。
まるで、彼そのものが、その場にいるみたいな音だ、と思う。

直接の彼と語る事は少なくとも、彼の頑張りと充実は、既にこの音が語っていて、
そして、それは、更に高い水準へ向かっている事が、手に取るように分かる。

こっちが前へ進んでも、彼も、更にその先へ行くのだから、
そろそろ、こっちは、3倍速度の本気で行かないと、マジで置いていかれるな、こりゃw

あのね。これが、本当の「世界クラスのトランス」ってやつだよ。
トランスっぽい、どころか、世界が認めるトランスってのは、この水準にあるんだよね。

しっとりしてて、いつまでも聞きつづけていたいと思う心地よい音の際をえぐり、
シンプルだけど忘れられないフレーズの奔流が、世界を包んでいる。

この音を、彼が直接、演じている所を、大音響の本流の中で聞きたいと思う。
そしたら、多分、僕は、勝手に泣けてくるのだろうな。

いつまでも純粋な少年のような「大人」の紡ぎだすロマンティックは、かくも美しく、切ない。
それは、屈折する僕の音が、既に失った「キラメキ」にも似て、あまりにもまぶしすぎるから。

彼は、太陽のような光の輝きの中に生き、そして、僕は闇夜の月の輝きの音を追いかける。

その状況と光度を違えているから、全く異なるように見えても、
真逆に見えて、光を追いかけてるのは同じということに気づかない人は、
なぜ、僕が、彼の音を好きなのか、分からないと思う。

屈折しているだけで、月明かりも、また、太陽の光なのだ。
直接、視野に入らないからこそ、穏やかに全てを包み、闇を浮かぶのである。

月明かりの輝きを、より、穏やかで深いものにして、それを取り巻く闇を深めない限り
彼の作り出す太陽の光には、まだまだ拮抗できないかなぁ。

まあ、彼も僕も、実は鏡写しのようでいて、同じ方向を向いている。
そして、彼の頑張りは「負けてられるか」という気分を、僕に与えてくれる。

彼は、そういう意味では、私にとって、本当のアーティストだと思う。
だって、彼の生き方は、僕の生き方にさえ、大きな影響を及ぼすのだもの。

彼は、音楽を奏でるだけでなく、生き方の指標を、そのまま、その音楽で「体現」している。
こうあらねば、という指針を明確に示し、生き方そのもののあるべき姿を示してくれる。

それを、真の「アーティスト」というのだと思う。
僕にとっては、彼こそが「真のアーティスト」に他ならないのだ。

ガキが音を小細工して、アーティストぶるんじゃねぇ。
音楽ってのは、過程において生み出された「生産物」の一つであって、
それだけで、全てが表現されているわけではないのだ。

こんなに、彼は、人生において戦い、何かを勝ち取ってる。
それがそのまま、音の固まりになり、奔流になって、ステージを覆っている。

その光が、人に行く末を示している。
何が一番大切なことかを、あまりにめくるめくようなキラメキの中で。

彼という人物、そのものが、壮大な小説のような作品なのであって、
彼が生み出した最大の作品は、彼という真似のできない人生を歩む「人間存在」そのものなのだ。
それが生み出すものだから、かくも音楽が光り輝く。

音が、そのもの生き方を示す、という点で、これほどの見事な御手本はありえないのだ。

今回の、京都行きでは、お目にかかる事はできなかったのが、残念だが、
彼と同じステージに立つためには、
こちらも、それなりのものを持っていかなければならない、と思うと
それは、一つの目標足りえる、と思えるのですよ。

こんな人を、私は知らない。
そして、彼とピグで出会えた事は、何にも代え難い「生涯の宝」だと思うのだ。

そして、トランス好きを自称しているのなら、彼の音を聞いてみたらいい。
本当のトランスが何なのか、彼の音が、一番、教えてくれるのだから。

それは、シンプルに、気持ちよくて、きらめいていて、カッコいいもの。
身を永遠に委ねていたいほどの、心地よい音のシャワーであり、渦巻く奔流。

あ、彼、神戸付近にいるので、上のサイトなどで、動向を細かくチェックしてみてくださいね。

この音を知らないのは、損ですからね。
黙って、聞いて、体感してくださいませ。