MCは自分が目指す社会的な権威や地位、役割を示します。
このMCに対してトランジットの天体がアスペクトをとる時はその影響を受けることになります。
私のネイタルMCにトランジットの冥王星が重なるときにはどんなことが起こるのだろう?と興味津々です。
でもその時期はまだまだまだやって来ません。
それならばネイタルMCに冥王星がスクエアだった時期には何があったのか?過去を振り返ってみます。
コンジャンクションとスクエアはまったく別物ですけど参考までに心積もりしておけます。
このスクエアの時期は人生の方向転換を考えた時期に重なります。
誰でも「私ってこのままでいいの?」と思い悩む時期ってありますよね?
私は年中だったりするのですが、その悩みがまあまあ本気モードだったのです。
自分が一体何をしたいのか分からない。
変わりたいけど変わるきっかけがない。
自分らしさを求めていた時期です。
冥王星は公転周期がゆっくりなので長期にわたってMCに関わっています。
逆行したりもしているのでMC付近には年単位でいました。
冥王星は蠍座の支配星で変容を象徴する天体です。
蠍座は底無し沼のように深くて暗くて一体どこまで行ってしまうのか分からない。
人間の欲望とか嫉妬とかダークな部分も示すサインですが、このMCに冥王星スクエアの時期はそんな感じだったかもしれません。
自分の中の闇に堕ちてしまいそうな感じで、事を起こさない自分に失望したり奮い立たせてみたりと内面が何かと騒がしかったです。
ただこういう時に堕ち切らないのは太陽双子座の論理的に考える思考型人間なのと、月がある程度安定しやすいアスペクト持ちだからなのかもしれません。
話を戻すと、結局は専門分野の勉強がしたくてここから学び始めることになるのですが、内面で将来について葛藤し続けている数年がスクエアの時期にあたります。
結局その資格を使って今仕事をしているのでMCって感じだなと思いますね。
ついでに言うとその時期は月のプログレスの赤緯を見るとゼロ地点になっていました。
何度もやってくる人生のスタート地点にちょうど立ってた時期だったみたいです。
こうやっていろいろな方向から見てみると人生の転機となる時期ってわかりますね。