皆さん、こんばんは。
『鍼灸マッサージ院・接骨院 結~Musubi~』です。
本日も当院のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回のブログは、「首や肩の張りや痛みは『腰』から?」と題してお話していきたいと思います。
前々回、前回のブログで『巻き肩』という左右の肩が内側に入っていってしまうことで、首や肩の張りや痛みを誘発してしまうことをお話ししました。そんな症状を改善するために「肩を開いて胸を張ること」が大切なのですが、それがなぜ難しいのか説明していきます。
首や肩の張りや痛みを感じていらっしゃる皆さんは普段、上の図のような座り方をしてはいませんか?「椅子に浅く腰掛け、背もたれに背中の真ん中だけでもたれかかる」座り方です。
ご自宅でソファーに腰掛けられる時間が長い方、車の運転時や、デスクワークを長時間される方などによくみられる座り方ですが、実はこの座り方、かなり要注意です!なにが問題なのかといいますと、ポイントは『骨盤の傾き』です。
上のイラストのような座り方を日々していますと、骨盤を後ろ側に倒して座るクセが身体についてしまいます。骨盤が後ろに倒れて傾いてしまえば、上半身の重心も骨盤の傾きに合わせて、どんどん後ろへ後ろへと傾いていってしまいます。そのままでいれば後ろへふんぞり返った姿勢のままになってしまいますから、左右の肩を内側に入れ、頭を前に出して重心を前に戻そうとします。よく言われる『猫背』の状態ですね。これが前回のブログで「肩を開いて胸を開けばすべて解消!とならない」とお話した一番の理由です。
このような座り方をしたまま肩を開いて胸を張ろうとしても、後ろに傾いた骨盤が邪魔をしてうまく胸を張ることが出来ません。仮に無理やり胸を張ろうとすれば背中や首にさらに過度の負担をかけることになってしまいます。そういう座り方のクセを持った方が立った場合、下の図のように様々なバランスの乱れから、身体の各所に負担がかかっていきます。
① 頭の前方偏位による「ストレートネック」
② 左右の肩が内側に入っていくことでの「胸の筋肉の緊張」
③ 肩甲骨が上外方に引っ張り出されるため「猫背による背中の緊張」
④ 背中側が猫背で丸まるため、上下からの圧迫で「前にポコッとでるお腹」
⑤ 骨盤が後ろに倒れて、うまくお尻の筋肉を使うことが出来なくなってしまう「垂れ尻」
⑥ 後ろに行こうとする身体の重心を支えるため「太もも前の緊張」
⑦ 太もも前の緊張が強くなりすぎることで「太もも裏の筋肉の不活性」
骨盤が傾いてしまうクセがつくことによって、こんなにも身体の各所に様々な影響が出てしまうこと、皆さんはご存じでしたでしょうか?「これだけのものを治していくとなると…大変だな」そう思われたかもしれませんが、そうとも言い切れません。なぜなら今日、皆さんは体に負担のかかる理由や原因を知って、今まで「無意識」に身体に負荷をかけていたものを、「意識的」に気を付けることが出来るようになったからです。
そこで次回のブログは、簡単にできる「傾いた骨盤を起こすクセのつけ方と、肩を開いて胸を張るストレッチ法」についてお話していきたいと思います。次回もぜひ当院のブログをチェックしていただけますよう、宜しくお願い致します。
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