続いてるね~(・∀・)笑
今日は昨日に引き続き解剖です。
椎骨動脈
について。
椎骨動脈は、鎖骨下動脈より起こり、C6で横突孔を貫通して、隣接し合う頸椎横突孔を貫いて上行します。
C1で横突孔を出ると、後方そして内側へ曲線を描き、垂直に大孔に達して脳底動脈となる。
ここの病変としては、頚部痛で外傷の既往がある場合、頭重感、めまい、頚部側屈制限などに頻繁に見られる。
ここら辺は注意が必要ですよねー。かなりリスキーな場所です。
ただ、病変も多いところ。しっかりリスク管理のもと、治療するべきです。
頸椎のスラストをする場合、椎骨動脈に病変がないか、狭窄や癒着がないかをしっかりチェックした上でテクニックを用いるのは当たり前ですね。
また、椎骨動脈の血流が悪いと、脳底動脈の血流も悪くなるので、脳に直接影響が及びます。
めまいや頭痛の原因になるのもわかりますね。
面白いの見つけました。
椎骨動脈とC1の椎骨動脈溝の間から、後頭下神経が出ています。
知ってました?まぁ解剖見れば乗ってるんですけども。
この神経は、後頭下三角を形成する筋(大後頭直筋、上・下頭斜筋)を支配しているようですね。
上頭斜筋は環椎横突起と後頭骨
下頭斜筋は環椎横突起とC2の棘突起
大後頭直筋は後頭骨とC2の棘突起
を結んでいるようです。
後頭骨とC1.C2との安定性に関与してそうですね。
こないだ後頭下三角をリリースするテクニックを学びましたが、難しいです(´Д`)練習せねば…
もっといっぱいあるとは思いますが、あんまりごっちゃでも嫌なんでこの辺で~笑