オレンジロードの枝垂桜とソメイヨシノ 4月4日撮影
大島のオレンジロード。河津桜の次はソメイヨシノですが、今年のソメイヨシノは大島でもゆっくり開花。それでも入学式のころにはきっと終わってしまいそうだけど、私が子どものころは満開の校庭を通って入学式、新学期を迎えていたことを思い出します。
<教える-教わる>の関係から、一人ひとりが結び合った関係に。子どもも大人も。 そんな願いを込めて『むすび』
木村学習塾通信『むすび』
2024.4.4(466号)
何のためのノート
塾での勉強は5教科とも教科書に対応した「eトレ」というプリントが中心です。そのプリントの構成はどの教科も、まずラーニングという単元の学習内容のポイント、例題、解説がまとまったものと、練習問題のステップ、そして理解の定着を確認するためのチェックという3段階のプリントになっています。これらをやっていくと、自分で何が理解出来ていて、何がまだよく理解出来ていないかを明らかにすることができます。3月からeトレを使って新年度の予習をしてきています。予習といってもまるっきり新しいものは少なく、これまで学習してきたものを元にし積み上げていく感じです。うまく進められている人は、そろそろ最初の一区切りを終えるところまできています。
やり遂げたプリントがたまっていくと、プリントの枚数に応じて達成感を感じているだろうことは伝わってくるのですが、新しく習うことなのでなかなか簡単には定着しないのではとの疑問も感じます。果たして必要なことが本当に自分のものになっているか、覚えなければいけないことがきちんと覚えられているか。やりっ放しにせず折に触れて復習がうまくできるように、この学習方法に今年はもう一工夫加えています。必要な知識を整理して覚えるのに役立つようなノートを各自で作ってもらうことにしています。このノートにはその単元ごとの最重要事項や自分の苦手なものなどを、隠しながら自分で何度もチェック出来るように作ります。最終目標はその単元での学習の要点がこのノートを見ずに説明できることです。
英語では構文や文法、重要単語(代名詞など2・3年生でも書き方に自身がなかったりするものなど)を、数学では公式や注意すべきこと(例えば分数の四則計算の仕方)など自分の苦手がこの一枚のノートに書かれて「見える化」されること意識してほしいです。
記録していくだけで痩せられるというレコーディング・ダイエットというのがありますが、記録し目に見えるようにすることの意味は大きいと思います。頭の中の知識を整理整頓するつもりで。この英語や数学のノートをきっかけに、他の教科でも自分なりに工夫して、毎日の勉強の中での自分の弱点や記憶の不確かなものの整理や確認を日々怠らないようにしてほしいです。毎日コツコツがやはり一番の近道でしょう。
理科や社会、国語についても学校で疑問なことが出てきたら、ほったらかしにせずいつでも直ぐに質問してください。理解を助けるアドバイスや手がかりを伝えることはできます。
生徒募集のお願い
安下庄教室も屋代教室も、今年度はかなり少人数でのスタートになります。お知り合いの方で塾をお探しの方がいらっしゃいましたら、是非紹介していただけたらと思います。いつでも体験・見学できます。
木村学習塾 2024年度のお知らせ | 周防大島・塾と田舎暮らし (ameblo.jp)
高校はゴールデンウイーク後すぐにテスト週間に入るところが多数です。予定にあわせて準備していきましょう。