生きている 実感するは 手首の血
特に死にたかったわけでもないし、手首ばかりを切っていたわけでもないです。なんというか、ここに自分が存在しない気がするときにやっていました。12歳くらいからかな。
自傷痕があることで「バカじゃない」「かまってちゃん」「メンヘラ」「親からもらった身体に」などと散々言われました。
唯一の癒し行為なのに、否定されて当時は辛かった。
私のような家庭環境だと「自傷しちゃう!病院で治してもらおう!」というのは、物理的にも精神的にも難しい。
「二十歳超えたら自己責任」と思って生きてるけど「まとも」になれるきっかけなんて、なかったよ。
めっちゃ頑張ってここまで来たよ。
引用元:虐待川柳@ 生きている 実感するは 手首の血
可愛くて優しそうなカウンセラーさんだな、と思った。同時に、頼りなさそうだな、ともおもった。
自分なりに決めていたことがある。
殴られ怒鳴られ適切な医療を与えられず、性虐待され見殺しにされ、クソみたいな家族のご機嫌をとるピエロとしてしか存在を許されなかった自分が、子供を持ってしまった。
自分でもびっくりすることに、子供を持つまで、自分が虐待されていたって、認識できていなかった。なんと、母親とは仲が良かったのだよ、本当に怖いね洗脳って。
脱線した。
虐待されていて、本来子供なんて持つ資格のない自分が、子供を持ってしまった。そんな自分が、子供を虐待することがあったらカウンセリングを受けようって、決めていた。
だから、子供が生まれてから今日まで、叩いたことも、怒鳴ったことも一度もない。
だけど、自分の中に湧き上がる怒りの感情が抑えられなくなりそうな瞬間が増えてきた。子供の胸ぐらを掴んで無茶苦茶に罵声しながら殴り倒す、そんな妄想?衝動にかられる瞬間が増えてきた。
だから、心の底から嫌だし、本当に嫌だけど、カウンセリングを受けることにした。
初回は、「子供に過剰な怒りを感じる」という話をした。
理由はある。子供が情けないことをした、言っても言っても言うことを聞かない、嘘をついた、などなど。
「そういう時どうするんですか?」
「なるべく距離を置くようにします。自分の部屋にこもったり、、、」
「それはいいですね。しんどい時は一言「ママ休んでくるね」と言って物理的に距離を取るのがいいですよ」
ひどい親だと思われるだろうか?言われるだろうか?と思ったのに。
「子供に寂しい思いをさせないですかね?」
「大丈夫ですよ。できるときに、ちゃんと関わってあげれば」
「なるほどー」
初回から5回くらいまでは、なんというかお互い手探り状態?のように感じた。
私も過去のことを話して良いのか?話す必要があるのか?考えあぐねいていた。
だって、今の悩みは「子供に怒りを感じる」ことだから。
僕の過去と関係なくない?って思ってた。
引用元:カウンセラーさんと僕#2
虐待児 成長したら 後ろ指
あんな環境で育って、価値観も性格も歪んだ気がします。愛情が欲しくて、誰彼構わず寄って行ったり、ベタベタくっついたりします。注目されたくてウソばかりついたり。
色々な人に嫌われました。仕方ないですね、私だってそんな奴と付き合いたくないもの。
欲しいものを求めれば求めるほど、得られない。苦しかったです。
「普通」を知らないから、わからなかったんです。
怪我をすれば、バカじゃないの?と言われるのが私にとっての普通、だったから。
友達が怪我をしたとき「バカじゃないの?」と言って嫌われました。
文字にすると、「いや、わかるだろう」と自分でも突っ込み入れるけど、当時は分からなかった。誰も教えてくれないし。一事が万事そんな感じでした。
みんなの「普通」と自分の「普通」が違う。
成長していくにつれ、気づいていくけど、理解して、受け入れて、修正して、生きていくのは、しんどい。
私もみんなと同じ「普通」がよかったよ。
引用元:虐待川柳@ 虐待児 成長したら 後ろ指


