原作レイプ魔多過ぎの漫画の映画実写化問題 その2 テラフォーマーズその1 | 夢想ゴン太のイマジンブログ

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前回まで記事
なかなかのクソ映画の前評判高いから、
【テラフォーマーズ】
タランティーノと仲良しの三池崇史監督が、
ヤラカシタらしい問題作を観てみるか…

と上から目線で観ましたけど…



マジで酷かった…



観終わった感想としては、
三池監督は観客をどんな気分にさせたかったんだろう??って思ってしまった…


観た2時間近くの時間と1800円を返せって気持ちにさせたかったってインタビューで答えてたなら大成功の映画だと思う。ってくらいの映画です。


まぁ、
僕はNetflixで無料で観たからまだ被害は少なめなんですけど…



本来なら漫画の実写化やアニメ化って、
出版社さんや原作者さんからしたら、
そこから映画からその作品に触れて、
観客に面白いって思ってもらえて、
原作を読んでみよう!!ってなるように
作って欲しいモノだと思うんです。



テラフォーマーズはそれなりに話題になってて、
ふーん本当にこの俺を楽しませてくれる俺がまだ知らないエンターテイメント作品なのかね〜って思いながら、アニメでかるぅーく観たんですけど…



そんなに乗っかれないから、
途中で観るのやめました♡


昆虫図鑑、珍しい特性を持つ動物の本を読めば済むくらいのお話でしたよ♡



まず、
死ぬかもしれない死地に赴く奴らとは到底思えないピクニック感。

恋心を艦長に抱く女の子とか居て…


え??

コイツらって事の重大さや、
置かれた立場とか行こうとしてる火星の現状とかわかってんのかしら?って思ってしまう。


ZOZOTOWNの社長が宇宙にちょっと行くくらいの気分なら理解出来ない事もないけど…



この観客や読者との感覚の乖離って…




丁度、
だいぶ前に観た品川ヒロシ監督の
【Zアイランド】を観た時に似た感覚がありました…


窪塚洋介さんと般若さんと複数名が何処かの誰かの家に入ってその家で何か探してたのか?何なのか忘れましたけど…のシーンで、外には正体不明のゾンビがウロウロしてるのに…


楽しそうに冗談で軽口叩きあいながら部屋の中で物色してるシーン。



もう乗っかれないんですよ!!!



キャラ的にこの手の頭がイカレタ


恐怖心が無い人間

楽観的な人間が1人くらい居るならまだ理解出来なくも無い…


けど…


みんなでワイワイ楽しそうにやってるのには…



え?コイツらって現状理解出来てる??


生死がかかってる状況に追い込まれてる現実わかってるのかしら?って思ったら、
マジで監督の感覚と観客の感覚のズレがハンパなかった映画で酷かった…



このピクニック気分を何故か想像性の無い輩はやりがち。



たとえば、
自分が今から戦地に赴く時に歴戦の傭兵でもないのにそんな風に楽しそうにお喋り出来るのかしら?ってなっちゃう…


戦争映画では、
戦地に赴くヘリの中でアメリカ兵が、
わりとドギツメの下ネタアメリカンジョーク言うシーンとかは理解出来ます。


それは新兵では無さそうだからってキャラ付け込みだから、観客はこの兵隊はこの戦争が初めてじゃないんだろうなぁ…ってセリフを聴きながら思うワケですよ…



コレをみんながやってるって異常な世界観って事になるし、キャラ設定の作り込みすら出来てない。


人間の心理を理解出来ない作家がモノを作ってるから、この観客と作り手の感覚の乖離(かいり)が起こる。




品川さんも実際に本当にリアルに周りがゾンビだらけになってそんな感じの冗談を仲間達と楽しげに言える人ならまだ理解出来る。


この辺の感覚のズレってのは、
映画なら漫画以上に浮き出てくる。

他にもタダでネットで読める漫画で
軽く読んでナンジャコリャって
松田優作さんの名台詞が出た作品がありましたけど…


突如人間以外の生物が世の中に溢れて、
特殊能力も何も持たない主人公が、
正義のヒーローっぽい熱いセリフを吐いて、
自分が住んでる養護施設の子供をその突如現れた人間以外の生物より守ろうとするシーン。


乗っかれない…

そんな時にそんな風になれないだろうと思ってしまう。




漫画ならまだもともとが漫画なので、
そこまでのリアリティ無くても読者は受け入れてくれるけど…


それを生身の人間が演じるとなると…


物凄くリアリティがなくなってしまう。




コレは漫画実写化問題の要因の一つでもあるんですけど…


なので、
【テラフォーマーズ】アニメ版
原作でもこの感じなのかは知らないけど…


艦長に恋心を抱く女性のエピソードは、
まだ漫画だからアニメだから許してもらえるけど…



コレを実写でやると急速にリアリティが崩壊して、作り手の作る嘘(虚構の世界)に乗っかれ無くなる。


だから、
前回記事では漫画実写化の問題点として、
挙げてなかったんですけど…



コメディ映画でも無い映画で、
漫画のセリフをまんま原作に忠実に
俳優さんが言うとチープに感じたり、
リアリティが崩壊したりする。



なので、
原作に忠実と言うのはとても
危険なジョウジです。

ジョウジ…ジョウジ…


ちょっとテラフォーミングしてしまったから、
危険な情事が漢字表記できなくなって来た…


すまん。



で、
僕的にはアニメのテラフォーマーズも
へぇ〜〜〜こんな幼稚な作品が
世間では人気あるんだぁ〜くらいだったので、
実写化されても原作がそもそも面白くなさそうなので別に良いんですけどね♡


ライトノベルみたいな中二病を患ってる方が書いたストーリーを漫画にしました感があるだけなので、私は読む事無さそうなので良いんですけど…


多分、
私の予想ってか推測なんですけど…

【進撃の巨人】って漫画も
【テラフォーマーズ】も
マブラヴ オルタネイティブって言う
パソコンゲームから着想を
得てそうな気がします。

僕はパソコンゲーム持ってないから、
やった事はありませんが、
若い仲間戦士達の無慈悲な死、
残酷なまでの死が繰り広げられる話としては、
同じな気がしますので…


進撃の巨人の作者さんは、
このゲームからインスパイアされた事は、
本人も言ってるから間違いないんだと思います。



なので、
緊迫感


差し迫った状況なのに…


登場人物達が遠足やピクニックでも行くかのような感じでいるのはやめましょうね!みなさん!


笑わせたいなら別ですけど…



続く
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