ん??
アニメ版のカイジの声優さんの
萩原聖人さんがアニマルプラネット的な感じで、
動物にアテレコしてる番組なのかなぁ〜って
Netflixで観れるから少し気になった…
マイナス60度の南極の
固まって寒さをしのぐ
皇帝ペンギンの声を萩原聖人さんが
『キンキンに
冷えてやがる・・・・!』
ってアテレコしてるアニマルバラエティだと思って軽い気持ちで観ようとすると…
冒頭から度肝ぬかれます!
圧倒的 改変ッ!!!!!!!!
どうも福本伸行先生の漫画【カイジ】を
映画の方かな?
わかりませんけど…
兎にも角にもあのカイジを中国がリメイクしてるんですけど…
もうね、
冒頭からスティーブン・キング原作のit(イット)のように殺人ピエロが大暴れして、ん??カイジってこんな話だったっけ?って
って俺が福本漫画の登場人物なら、
頬に汗と目の周りに縦線が入って、
背後に ざわ・・・ざわ・・・
ってオノマトペが
冒頭7分くらいで入り始めます。
しかも、
無駄に殺人ピエロのアクションシーンが良いから、この監督さんはアクション映画撮りたいんだろうなぁ…って思ってしまいます。
あと、
無駄にオシャレな撮り方を
冒頭してたりします。
この監督さんは、
深夜少しお腹が減ったから
近所のコンビニに行くか?って時に
スウェットじゃなくて、
ダウンタウンDXのスターの私服ランキングの叶姉妹のバッキバキの絶対私服じゃないよね?って感じのお召し物で買い物行きやがるタイプの監督さんなのかしら?って思っちゃいました。
で、
謎の昏睡状態の母設定と
健気にカイジを想ってくれてる
看護師の彼女設定。
彼女役の女優さんは純朴そうで良いです!!
(原作には全くそんな設定はありません。)
コレは、
漫画原作よりはカイジはクズっぽさは無くなってるんですけど…ね…
うだつの上がらない閉塞的な毎日から、
ベンツのエンブレムを破壊して家に持ち帰るような人って感じではないので…
一応、
うだつは上がらないけど…
昏睡状態の母の医療費、
彼女からお金借りる的な感じではあるので、
それなりにヒモっぽさはあるものの無意味な憂さ晴らし的な行為はやってなかったりする。
親友のおぎやはぎの矢作さんに騙されて、
命を賭けたギャンブル船に乗る事になります。
で、
まぁ、エスポワール号ならぬデスティニー号に乗り込み限定ジャンケンをやるんですけど…
無駄に途中カーチェイスシーンとかが、
また出てくるんですよ!!
監督の悪癖が酷いんですよ!
監督のアクションやりたいんですって想いだけ伝わる映画でしたよ!!結果的に
逆に緊迫感ある心理戦などの表現は、
そんなに緊張感無くスッと行きます。
限定ジャンケンの方の流れは多分、
原作に近い気がします。
利根川さんっぽい役を
日本芸能事務所で言えば、
稲川素子事務所みたいな、
あのハリウッド俳優さんに似てるけど…
何処か違うくらいの
テレビ番組のアンビリーバボーや、
ザ・世界仰天ニュースの
再現映像に出て来る外人さんみたいな
アル・パチーノの偽物みたいな役者さんが、
利根川さん役を演じてますけど…
あとで、
出演者見てビックリ!!!
パチーノ風の男の人を稲川素子事務所に
発注したわけじゃなくて……
ホンモノの
マイケル・ダグラスでしたよ!!
【氷の微笑】【危険な情事】
【ブラック・レイン】のマイケルですよ!
最近の私の老眼具合がヒドイ…
最近では、
テレビから離れたら
メンタリストDaiGoさんと
さかなクンの区別がつかなくなって来てます。
ギョギョ
ギョ!!!!
あと、
ビョークなのか?
エレカシの宮本さんなのかも
区別がつかなくなって来てます。
宮本さんから怒られろ!!俺!
あと、
菅田将暉君なのか?
我修院達也(若人あきら)さんなのか?も
目ん玉半開きだと区別がつきません!!
菅田将暉君ファンからしばかれろ!俺!!
もうそのくらいヒュー・ジャックマンよりも
ローガン2の主演が決まりそうなくらい老眼なのでお許しください。
話飛んじゃったテヘペロ。
で、
途中でカイジは仕分け部屋みたいな所に送られるんですけど…
そこで謎のオッサンの宝石奪うんですけど…
ん??
この宝石はこのオッサンは何処から持って来たんだ??ってのが謎過ぎて…
船に乗る前から??それとも船内で??
こんなの原作にあったかしら?って
原作読んだ記憶をマインドアサシンに消されたのかなぁ…って思っちゃいましたけど…
多分、
こんな辻褄合わなくなる話は、
福本伸行作品には出てこない気がします…
で、
続編も作りそうな気配匂わせて終わるんですけど…
僕から言える事は、
変な風に改変した部分をお話として活かせないなら、2作るのやめよっか??って思っちゃいましたよ!!
まずカイジの頭の中に存在する感情的になると現れるピエロ設定ね!!
まるでお話に必要が無い!!
監督が観客を飽きさせないようにアクションシーン入れたい為の無理矢理設定にしか思えない。
アクションシーンが無くても、
福本先生みたいに心理戦でのギャンブル対決と相手を出し抜く駆け引きなどを…
上手くビジュアルで見せてくれたら、
観客は飽きません!!
逆に無駄にダラダラと時間経つのが遅く感じる映画になってます。
冒頭の監督が掴みだと思うシーンが掴みになってない。
ピンチになった時に悪知恵を俺に囁くピエロが…なら理解出来ます。
殺人ピエロが大暴れしてもカイジの世界観には不要なんですよ…その設定。
なぁに、頭脳派バトル漫画に
ドラゴンボールのランチさん設定持って来てるの?って感じになるから世界観が合わない。
タランティーノ脚本の僕の好きな恋愛映画の
【トゥルー・ロマンス】の主人公の心の中のヒーローであるエルビス・プレスリーみたいに鏡の中に登場する自分の中のカッコイイ自分としての存在として、登場させるとかならまだ話は理解出来ますけど…
カイジと言う話、
世界観さえぶち壊しそうな殺人ピエロ設定って要るの?それ本当に要る??
昏睡状態のお母さん設定と彼女設定は、
全然良いとは思うんですよ!
このピエロ大暴れのアクションシーンは良いだけに…
監督が俺はアクションシーンがやりたいんです!!ってエゴが強すぎて…
上手く原作との融合が出来てません!
カレーばっかり食べてても飽きるから、
ショートケーキにカレーかけるような…
見事に2つの素材を台無しにするような感じ。
それならまだ、
ハヤシライスにカレーかけた方が……あッ…
コレあれ的な時のコメントでたとえたら、
わりと近いからアレだけど…
映画とかで色んなエッセンス入れたいなら、
わりと近い方が無理なく融合します。
監督の腕次第ですけど…
なので、
ヒドイ仕上がりになってるので、
ちょっと福本伸行漫画ファンは、
イライラする為に観てください♡
福本伸行作品の最高傑作は、
僕の中では、
【銀と金】か【アカギ】なんですけどね♡
P.S.
それにしても、
ハヤシライス不倫とか
お兄ちゃんらしくなかった…
『お前らに関係あらへんやろ!!』
って言ってくれると期待してたのに…
世間様は怒るんだろうなぁ…
ってか本当に週刊誌ってゴシップ記事しか書けないんだろうね♡
政界や企業や芸能界の
闇とか暴こうとすると身の危険感じるから、
芸能人のケツ追っかけ回して不倫や
スキャンダルスクープして銭儲けしてます…
すみませんゲスな真似してって謝った上で不倫追求して欲しいっていつも思う。
不倫バレた時は、
マイケル・ダグラス主演の
【危険な情事】を夫婦で仲良く観ましょう♡
キンキンに冷えてやがる……
って言いたくなるくらいの
冷気をまとった眼差しを
浴びる事が出来るはずなので、
これから暑くなる季節に最適です♡