韓国映画【超能力者 】リメイク邦画【MONSTERZ】 情報操作で僕達は騙され続けてる。その3 | 夢想ゴン太のイマジンブログ

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韓国映画【超能力者】リメイク邦画【MONSTERZ】情報操作で僕達は騙され続けてる。その1



韓国映画【超能力者】リメイク邦画【MONSTERZ】情報操作で僕達は騙され続けてる。その2




1番許せないのは

僕は韓国映画【超能力者】の

ラスト近くの屋上でのシーンで、

悪役が主人公に伝えた一言が、

『あぁ!なるほど!』って

思えたそのセリフがMONSTERZには多分無かったからです!


超能力者の悪役

『俺がいなければお前はただの凡人』


このセリフで僕は、

確かにこの主人公ってコイツの人を操る能力が効かないってだけで…


【この悪役居なきゃ

ただの普通の人間だな…】

って思いました。


こんな感じの

主人公と悪役の関係性が

逆の光と影

お話は初めて見たかもと思って…


普通の漫画でも映画でも

ヒーローモノは、

主人公と悪役は光と影の

存在なんですけど…


この超能力者の場合は、

善悪的には主人公が光で

悪役が影なんでしょうけど…


能力的には悪役が光で

主人公は影なんです!!


悪役が光を当てる事によって

初めて主人公に影が出来る。

(悪役の能力があってこそ!初めて人を操る能力が唯一効かないと言う能力があると認識される。)


まぁ、細かい事を言えば、

主人公は回復力が強い

超能力者と言えるのですが…


その辺をMONSTERZは、

僕のM・ナイト・シャマラン監督作では設定のみ好きな映画の【アンブレイカブル】のブルース・ウィリスよりも自他共に異能のモノとして認識されてるから…


悪役の能力が無ければ、

ただの普通人感が弱まってる。


この、あぁ!確かにコイツは悪役居なきゃ凡夫感がMONSTERZには無いから…僕は韓国映画超能力者では、そこが1番のキーポイント(僕の中では)だったのに…


そのキーポイントも無く

ダラダラやられて不快感しか

ありません…


重要な元ネタと違うと言われてる

エンディングも…


MONSTERZの方は山田孝之君が藤原竜也君に

『お前にもあるじゃないか…名前…』


普通の人にはダメージ0の言葉が



藤原竜也君には、

会心の一撃を与えて

( ゚∀゚)・∵. グハッ!!

と吐血します…


このくらいで吐血なら序盤で

ゴダイゴのビューティフル・ネームを

『名前♪それは♪燃える生命(いのち)♪ひとつの地球に♪ひとりづつひとつ♪』って

流してたらあっさり藤原竜也君は出だしで燃えて消えてると思う。




(この子、

NHKの三谷幸喜脚本の新撰組の時の

沖田総司役が抜け切れて無いよ…

急に沖田ぶって

吐血しだしたよ( ´_ゝ`)トホホ…)



僕は血を流して無いのに

画面に向かって

『なんじゃこりゃ…』って

松田優作さんのモノマネしちゃったよ…


そして、

禁断のバトル勃発後の行方は、

体力ゲージが赤くなった藤原竜也君が

ヨロヨロと階段の手すりにもたれ掛かって、手すりが錆びててボリーンって…


禁断のバトルって最終的に

手すりのメンテナンス不良って事なのね?


まぁ、その後の展開…

超能力者とは確かにラスト違うっちゃあー

違うんですけど…



監督と脚本家の前で

サントリーのDA・KA・RA

を僕は延々と真顔で飲み続けたいよ…





一応褒めるべき

MONSTERZの唯一良かったトコは、

警察署内で刑事2人が操られて拳銃撃ちながら襲って来るのですが…


それを山田孝之君が脚にタイヤの付いたイスを転がし、刑事の足に当てて、刑事がゴイン!ボテーン!って倒れるシーンだけ…


あ!操り人形の糸が切れた人形みたい痛いから手で防ぐとか受け身とかせずに無防備に無抵抗に直立不動っぽく倒れるトコだけは操り人形感があって良かったです♡




で、結論、藤原竜也君が幼少期から後生大事に持ってた大友克洋先生の漫画AKIRA。


まず子供にあの漫画理解出来ないと思います。


僕は中学生の頃でも良くわかりませんでした♡


自分には余りあるチカラを持ってしまった者とその暴走を止めようとする者。

と言う構図がAKIRAと同じだからなんでしょうけど…


今僕がメガホンを取るなら、

マツイさんとフナコシさんをキャストにリメイクしたいですね♡


そっちの方がこのモンスターズのキャッチコピーの【禁断のバトル勃発】に相応しいゴニョゴニョ…



多分、撮ってる監督と脚本家の脳内は、

"らっせらっせらっせらー♪"状態なんだったんだと思います。


あんまり内容がヒドイので、

キカイダーREBOOTの監督さんかと思っちゃいました…



とりあえず、

元の韓国映画 【超能力者】も

まぁ、そんなに悪くは無かった…

くらいの映画なのに何故日本でリメイクするんだワザワザ馬鹿が日本円使って大した話でもない韓国映画のリメイク化権を買ってるぞ!

とは思いました…


佐藤貴博プロデューサーが

無駄に買ったのかな…



また韓国映画のリメイクするほどじゃ無いお話が日本でリメイクされてる事を危惧してます。


しかも、また藤原竜也君が主演…


【殺人の告白】と言う韓国映画…


元ネタは観ましたが…


超能力者よりも僕の中では評価は低いです。


ワザワザ、

リメイク化権を買ってまでリメイクするほどの映画でもあるまいし。



で、

この操られてる人間達と

操られない人間との戦いでは、

洗脳されやすい人間と

洗脳されにくい人間の戦いにも

見えたり。


一般的な情報に流されて、

自己の信じて来た価値観を破壊する事も出来ない人間と常に澱みなく固定化しそうな価値観を柔軟に変容し続ける感覚を持ったマイノリティーの戦いにも見えて…



確かにマイノリティーが騒ぎ立て無ければ、操るモノに逆らわなければ本当はある種、洗脳された人達にとっては幸せなのかもしれない。


『こいつらはお前が殺してるんだ!』って言いながら超能力者の悪役がビルの中で人を飛び降りさせながら言うセリフに少し一理あるかもなぁ…とも思いましたが…


芸能人とメールしてるって人に

詐欺だよソレって教えるのが、

正しいのか?正しくないのか?



家畜である事を目覚めさせずに

家畜のまま死にゆくのは、

外の世界さえ知らなければ、

ある種幸せかもしれない。


とか色々考えてしまう今日この頃♡