脱ワイン持ち、2日目。 pic.twitter.com/IdHqW5Dhp8
— あおきんぐ@泥酔ベガ (@aoking_vega) 2021年8月10日
初代スト2稼働時にレバーに触れて、なんとなくこうかなと思ったのが"ワイン持ち"。
その後、途中で膨大なブランクがあるも、歳を重ねても三つ子の魂百までという通り、レバーを握る手は自然に下から這い出していた。
上から持つなんてありえない。
下からじゃないと思い通りの動きなんてできない。
実際にそうだった。
だからこそワイン持ちの可能性を疑うことなんてなかった。
それが覆されるのはもちろんスト5。
スパ2Xでは←←や→→のようなステップがなかったが、スト5ではこれをやらないと即死する。
そしてこの動作をやろうとすればするほど、ワイン持ちでは不可能なんじゃないかと思い知るようになった。
昨年の年明け頃であろうか。
その頃たしか記事を更新していたように思う。
パッドからアケコンへ移行を決意、みたいな。
あの時はスパ2Xで、二ープレスナイトメアが十字キーでは出ない事を解消するために、レバーに移行したのだ。
その後約2ヶ月ほどだろうか。
元々レバーの経験が浅かった僕は、本当にゲロを吐きながら練習し、やっと実用的な動きが可能な所まで戻した。
そこから第二の格ゲー生活が始まり、対戦を重ねて今の幼虫並みの実力に収まっている次第だ。
スト5に関しても初めからアケコンでやっておけば良かったのだが、騒音の問題が懸念され、パッドで始めることにした。
それが去年の夏頃だっただろうか。
給付金でグラボを買ったのでその頃だろう。
スパ2Xでもウンコ以下の下手くそぶりだったが、スト5ではそれに輪をかけたゴミっぷり。
半年間ずっとブロンズ帯を彷徨い、年末くらいにシルバーにタッチした瞬間ブロンズへ逆戻りしてから、さらに半年間ブロンズ帯へ失踪する事になる。
その間もあれこれ苦心し、Twitterで知り合った方々に助言を頂いたり熱い指導をして頂いたりしながら、またゲロを吐く思いでプレイを続けた。
5月のGW辺りでなんとかスパシルを踏むも、また直後に低迷し、翌月にはシルバー維持も難しくなった所でメインキャラであったケンを諦める事を決断する。
ほぼ毎日時間を作ってこつこつと真面目に練習したつもりだが、何故か勝てない。
メンタルが持たなかった。
ケンを諦めベガを練習し始め、2週間でウルシルにタッチ。
目標にしていたゴールドまで後LP300ほどという所で、まさかのパッド(2代目)のボタン陥没骨折即死。
これを良いタイミングだと判断し、同時押しの暴発に悩まされていたパッドから決別をする事にしたのが七月末であった。
スパ2Xで経験したゲロ吐くような日々。
あれをまた翌年にやろうとは思っていなかったものの、今より強くなるにはこれしかないのだと判断した。
早速レバーを握って意気揚々と練習を開始するも、ここでワイン持ちの問題が発生する。
・波動コマンドが出ない
・ヘッドプレスが出ない
・ステップができない
逆に、すぐ感じたメリット
・汗をかいても滑らない
・同時押しの暴発が少ない
・コンボが入りやすい
タメ技の感覚やコマンドは、日々の練習でどうにかなりそうなレベルであった。
しかしステップだけは、どうしようもないんじゃないのかという絶望感だけを抱えるようになった。
ワイン持ちに未来はないのか。
ここでフォームまで変えたらリハビリに2ヶ月どころじゃ済まないのは明白。
色んな人に相談したり、さらに練習を重ねていくと、ワイン持ちでスト5は不可能に近いという結論が導き出されてくる。
ステップができないベガとは、牙も悪意も削がれた状態である。
ここまできてついにフォーム改造を決断する事になった。
アケコンでスト5を始めて1週間経っていた。
ステップを最重要点に位置付け、その上で他の動作をするのにも有益なフォームをあれこれ試した中で、ツイートした写真のようなフォームに一旦は落ち着いた。
また不都合が生まれ次第、改造していくだろう。
ここからがまたスタート地点である。
早くゴールドに行きたいのである。
このフォームでまたゲロを吐きながら、2ヶ月でリハビリを終了させ、再スタートといきたい所だ。