今、体調絶不調です。

 冬の終わりごろに、わたくしは必ずと言って良いほどに、気管支をヤラレマス。

 幼児期に扁桃腺の手術をしているので、そのせいもあるのでしょうが・・・。

 手術をするということは、やる必要があったからだと思うので、もともと気管支が丈夫では無いのでしょう。

 それに加えて道場という密室に近い状態で、大声を張り上げなければならず・・。さらにここアメリカ・ユタ州のソルトレークシティーというところは、山に囲まれた盆地で、冬場は空気が澱みます。

 そして今年は、4月になっても大雪が降ったりと、気温の変化が激しいです。

 幼少期に受けた手術の前は高熱が出て大変でしたが、手術後は高熱では無く、微熱で身体が火照り、心身中の古傷が痛み、倦怠感があります。

 特に空手を職業としているわたくしは、身体中が古傷だらけなので、もう身体中が痛くて大変です。

 ここまででも、もうわたくしにとっては、最悪の状態なのですが・・・。

 ここしばらくは、以前に罹ったコロナのせいか・・・? 倦怠感が、半端ありません。

 時々、周りで起こるはずも無い異臭を鼻の奥で感じるのも、そのせいだと思っています。別に、自分が風呂に入らないからではありません!?

 さらには、いつも頭の中に靄がかかっているような気持ちになります。まぁ~、これは生まれつきなのかもしれませんが・・・。

 日本セミナーの準備もしなければならないし・・・。道場はお陰様で盛況ですが、それを加速させるため指導もしなければなりません。

 そんな、こんなで私生活的には大変なのですが、棒の修行だけは亀の如き歩みではありますが続けています。

 

 いま・・・。 

 白太郎の棍と、徳嶺の棍の二つが、形の始めから終わりまで、完全に解明するまでになっています。

 

 わたくしが学んだ徳嶺の棍は、いわゆる島袋龍夫・師の一心流系統の形です。

 この島袋龍夫・師の徳嶺の棍は、喜屋武朝徳・師からの流れであり、同じく喜屋武師の弟子であった島袋善良(息子の善保)・師、かつ仲里常延・師。さらには、又吉古武道にもあります。

 同じ喜屋武師系統でも、他の二つの流れは同一の形であるとすぐ理解できます。

 それに比べて、一心流のそれと他の二つの系統は形の趣が違いますが、よくよく研究すれば、同じ形だな! っと理解できます。

 三者の形とも、ともに予備式あるいは開門式と呼ばれる、形の中の機能を様式化(かつ簡素化)したものの大部分が、欠落してしまっていますが・・・。

 伝承の流れの違う(?)又吉古武道系のそれには、他の棒形と同様に開門式の一部が明確に示されます。

 一心流のそれにも、開門式の一部が残っており、特に島袋龍夫・師が1958年に映したとされる動画(YouTubeに在り)には、明確に右側を向いている動作が存在します。

 そして、今回の棒の再修業で気づいたのですが・・・。

 島袋師の徳嶺の棍には、開門式と対称となる、閉門式とさえ称しても良い、動作で形が終了しているのです。

 これに、何時もながら驚愕させられてしまいました。 

 武術として伝承された沖縄空手、そして古武道においては、祖堅方範・師小度清吉・師。そしてこの島袋龍夫・師のお三名が存在したということは、非常に幸運であったと言えるでしょう。

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