4/19(金)、仕事帰りに恵比寿で開催されたイベントに行ってきました。
Pioneer DJ presents "FILE RECORDS 25th Anniversary Special Showcase"

19時OPENで、20時前くらいに到着したのですが
無料ともあって、既に結構人が入っていました。

到着時はDJ Jr.。まだイベントは始まっていなかったようです。
DJを聞きながら、360°スクリーンに流れる映像やジャケを見てうっとり。
RHYMESTER『B-BOYイズム』で締めてイベントスタートとなり、
個人的には非常にテンションが上がりました。


入ってから気付いたのですが、
わたくし、HIP HOPオンリーのイベントに行ったことがありませんでした。
今まで行ってたクラブはテクノ・ハウス系か、オールジャンルの大きなイベント。
客層の違いがこんなに顕著に見られるとは思いませんでした。

なんという腰パン率・キャップ率の高さ!
クラブを知らない"世間"の方に怖いイメージ持たれちゃっても仕方ない。
でも皆さん、お仕事でお会いしてる方々はしっかり挨拶して握手して
うん、やっぱり悪い人たちじゃないと確信したのでした。
人混みの中を通るときも、電車に乗ってるおばちゃんなんかよりも
しっかり「すみません」って声かけて通るしね。

イベントですが、わたしは高木完ZEEBRA、MELLOW YELLOW、GAGLEがお目当て。
あと、名前ばかりで音源聞いたことない瘋癲を見てみたい、と。


KOHEI JAPANBAQUERATTAH、KOHEI JAPAN、そしてMELLOW YELLOW。
結構もうおなかいっぱい。
K.I.Nさんの声、好きなんです。おなかいっぱい。
コーヘイさんは日々の疲れなのか、ちょっと年齢を感じましたwでもいい男。

完さんはDJしてるのを一度見たことがある程度でしたが、
日本のHIP HOP(日本語ラップ)黎明期の方だけあって、堂々たるアクト。
途中からZEEBRAが参入、シーンを語る上で欠かせない2人が
しかも、カルチャー系/不良系(某サイトより借用)と、タイプの違う2人が
同じステージで同じ曲を、同じフックをかましているときた。
正直、TINNIE PUNX?TINY PANX?の音源を聞いたことはないのですが
それでも俄然テンションが上がる上がる。Last Orgy

そこからのZEEBRA、圧倒的な存在感はさすがです。
彼の活動も25周年。なんとまあ(・・・何歳だろう、若すぎ)!w
ここでもRHYMESTERの曲が登場、『口からでまかせ』。
もちろんジブさんのバースだけでしたが、アカペラを体感できるなんて贅沢!
抱いて!ってなるくらいかっこよかったです。
喉が締め付けられる感覚、久々に味わいました。

瘋癲はなかなか。シャレオツトラックと、日本語・英語の混ざり方と。なかなか。
今度音源買います。


その後何組か挟んで(割愛ごめんなさい!)、GAGLE。
あれ、DJ Mu-Rが居ない・・・体調不良だそうで。お体ご自愛下さい。
やっぱり美しく、やっぱり勢いがある。
かつて見た遊び心満載のGAGLEとは違う、かっこいい姿に痺れました。
また近々、ナマで見たいです!ええ、ナマで!

そして、まさかのジブさん再登場。
HUNGERはZEEBRAとTWIGGYのフリスタをぼーっと見てたことがあったとか
ZEEBRAがGAGLEを超褒めたとか、そんな秘話も飛び出す不思議なじかん。
ここも繋がりが見えにくいだけに、にんまりしてしまいました。
MITSU THE BEATSのTwitterでこんな写真も!(そんなことよりTwitterに犬しか居ないw)

最後のROMANCREWも、相変わらず「いけてる男感」を醸し出していました。


なによりもわたしは、ダースレイダーのMCに心を奪われました。
HIP HOPやる人はみんなそうなんでしょうけど、頭の回転が速い。
純粋におもしろいし、ステキです。
(いまWikipediaで見たけど、東大入ったのね、納得)
途中で、公開マイクチェックを挟みました。
2番マイクが死亡し、「TWIGGYはマイクをよくダメにする男」という話を聞けたのは収穫。
ちゃんと音が出るもんだと思って、気合入れて声出したら
マイクが潰れて声が出なくて「あれ?」っていう、あの流れ。
みんなに伝わる、HIP HOPファンじゃなくてもおもしろい。完璧すぎます。


基本1組あたり1~3曲という短い時間でしたが、無料で見れるなんて・・・
こんな豪華なメンツ集めて、採算とれるのかなーなんて心配も。
最後にバーのお兄さん、お酒安くしてくれてありがとうございます。