こんにちは
5時過ぎに
西新宿から帰りました
予約を取ってありましたが、
診察時間が長い人が多く
かなり待たされました
やっと診察を終え
会計を済ませ
向かったのは
大学病院向かいの
「成子天神社」
いつも病院の帰りに寄ります
細長い境内を行くと
右手に授与所が
外国人の若い女性が立っていました
「なにか御手伝いしましょうか?」
「はい、この中の物を見たいし買いたいのです。」
「ちょっと待ってね、このガラス窓を開けて
こちらのブザーを押すと巫女さんが出て来てくれるの。」
「あっ、そうだったのね、わからなかったわ。」
巫女さんが直ぐに来てくれました
わたしが知らない白い紙に
何やら漢字が書いてあるのを指差しました
「これですか?」
「はい。」
代金を払い、品物を受取った後
彼女はわたしに向かって
「ここに沢山あるのは何ですか?
いろいろ種類が有って違いがわかりません。」
「え~と、これは病気によくて、こっちは開運で、あれは試験とか。」
「一緒に選んでください!ママに病気のを買いたいです
わたしは勉強のを欲しいです。
学業も2つのデザインがあるけど、あなたなら?」
「わたしはシンプルで色が地味なほうがいいかなあ。」
「じゃあ、シンプルなこれ下さい!
ママのは、どっちがいい?」
「ママは、どんなのが好きかな?
可愛いのがいいなら、これかな。」
「じゃあ、その可愛いので。」
彼女の買い物が済んだ後
ふたりで話しました
「アメリカのジョージアって知ってる?」
「もちろん!ジョージア・オン・マイ・マインドでしょ?」
「知ってるの?うれしい。」
「だって、いい曲じゃない!」
一気に意気投合
なんでも日本が大好きで
いま日本で勉強しているそう
アメリカ人らしい明るい可愛らしい女性でした
「ねえ、あなたは何を買ったの?」
「わたしは、さっきドクターから言われたの
深刻な病かもしれないって
だから同じ病気のを、もう1つ色違いで買ったの。」
「からだ大丈夫なの?」
「う~ん、ドクターもわかんないみたい
なるようにしかならないわね。」
「きっと大丈夫よ!
ママと同じように」
「ありがとう」
いつのまにか、とても打ち解け涙が出そうに・・・
「元気でね!」
「あなたも!」
どちらからとなく手が出て、握手しました
できればハグしたいくらいでした
また、会いたいな~
底抜けに明るいひとに出会って、救われました
ちなみに
会話は英語でした
だいぶ単語、忘れてたけど~