結果論にすぎませんが・・・(6) | カメラウーマン

カメラウーマン

ブログの説明を入力します。

 

こんにちは

 

一昨日のつづきです

 

 

 

師匠にまた、呼び出されました びっくりマーク

いつも連絡が来ると、ドキドキです

 

よくダブルブッキングをしてしまう方なんで ガーン

 

再び、とんでもない仕事を押し付けられるのではないか 不安

 

 

 

半ば覚悟して

師匠のところへ行くと

 

「○月□日、1日あけておいて!」

 

「今度は何ですか?」

 

 

「結婚式の助手に連れて行ってやる!」

 

「えっ、助手でも無理です。」

 

 

「いきなり1人ではやらせない!

せめて1回は助手をやってから・・・」

 

「 ・ ・ ・ 」

 

 

いつものように

NIKONの同じ機種の一眼レフカメラ2台に

それぞれ同じ24~120ミリレンズを装着して

 

あとストロボ2台を上乗せ

 

 

初めての結婚式撮影は

当然ながら師匠と一緒にでしたが、

どこかの大きいホテルだったような・・・

 

 

右も左もわからない私は

ひたすら師匠の動きに釘付け 目

 

何だか、よく判らない内に終わりました うーん

 

 

「どうだった?」

 

「先生、フイルムを替えるタイミングが難しすぎます!」

 

 

「そうだな、確かに・・・

でも大事なシーンの前に取り替えておくのが安全かも。」

 

「夢中で撮っていると、37~38枚は

アッと言う間に無くなってしまいますね。」

 

 

 

師匠は翌日、

焼きあがった写真を見せてくれました

 

「こんな感じだ。もう、出来るだろ?」

 

「いえいえ、ひとりは未だ無理です!」

 

 

「結婚式はな、大体カメラマン1人で撮るもんだ!

次回は、お前が写真撮影でオレはビデオ撮影をやるからな。」

 

「 ・ ・ ・ 」

 

 

 

初回から大して日にちを置かず、

わたしにとっては初の結婚式撮影のお仕事が びっくりマーク

 

 

当日、

師匠はビデオを撮るのに一生懸命で

わたしのことなんか無視 ショック

 

仕方ないんで

ひとりで頑張りました 筋肉

 

 

翌日、わたしが撮った写真が焼きあがり

 

「まあまあかな・・・」

 

「今回だけですよね?」

 

 

「なに言ってんだ!これからは、お前ひとりでやるんだ。

オレは別の撮影の仕事をするから・・・」

 

 

と、言う訳で

 

いつしか私は

人物撮影の中でも、

 

結婚式専門のカメラマンになっていました ウエディングドレス

 

 

フイルム時代の最後でしたから

こわかったですよ 

 

プリントが焼きあがるまで、

ちゃんと写っているかどうかも判りませんから えー

 

 

緊張感は半端なかったです !

結婚式の3日前から心配になって、

前の晩は殆ど眠れませんでした ガーン

 

撮影の合間の休憩時に

トイレに行って鏡を見たとき

 

わたし何やってんだろう ?

とんでもないこと引き受けちゃって・・・

 

 

毎回ほとんど初めての場所なのも

不安な要素の1つですね

 

めちゃくちゃ狭いけど美味しくて評判のレストランでの披露宴

ボーイさんとぶつかりそうになりながらの撮影

夢中になるとテーブルの上のグラスを倒しそうだったり

 

 

広ければ広いで

ホテルの大宴会場内で運動会みたいに走り回って ダッシュ

各来賓の挨拶が短い人、とんでもなく長い人

いつ終わるかわからないのに

遠くに座っているお客さんを撮りながら

来賓を気にして・・・

まあ1日で2キロは痩せましたよ びっくり

 

 

その後は嬉しい事に

どんどん結婚式・披露宴の撮影依頼が増え、

これで当分やっていけると思ったら

 

 

 

 

長男が生死にかかわる病になり、

移住先のカナダに迎えに行き

看病しながらマンションの荷物の廃棄や片付け

2週間で帰国 !!

 

 

それからは

いつ終わるかわからない

病院さがしや

生き地獄のような看病生活がスタートしました ドクロ

 

 

ある日

師匠に言いました

 

「おめでたいイベントをドタキャンできないから

当分はおやすみします。」

 

 

「そうか、仕方ないな・・・」

 

 

 

おはなしは続きます