瓔珞で気になった、シューカイ(許凱)目当てで
見始めましたが、
予想以上に楽かったです
簡単に説明すると
最初から最後まで、
バイルー(白鹿）王子が
囚われの魔王の子シューカイ(許凱)姫を
救おうとする物語
でした。
※姫（シューカイ）も、健気すぎて泣けるぐらい、
全力で女魔王を守ります。
ちなみに女主はバイルー演ずる『招揺』、
男主はシューカイ演ずる魔王の子『厲塵瀾』
（招揺がつけた名前は『墨青』）
です。
瓔珞で報われなかったのは残念でしたが、
瓔珞より招揺の方が、
ひたすらシューカイ姫を想っている感じで、
個人的には招揺の方が好き。
シューカイの表情も、こちらの方が豊かです。
やはりメンタル強すぎな瓔珞には、
傅恒より最高権力者の朕がお似合い。
序盤の、ワンコなシューカイ。
中盤の、デレをひた隠しにしつつ(でももれてる)、強いシューカイ。
終盤の、CGなみに美しいシューカイ。
特に、最終形態のシューカイは美しすぎて、
人を越えているレベルでした。。
女主の招揺も素敵で、
イライラさせないヒロイン（いやヒーロー？）でした。
ぶれなくて、かっこ良かった！
恐れられつつも、周囲の人たちに愛されてるのが分かります。
韓ドラだと初恋至上主義な感があるけれど、
華ドラは初恋を踏み台に、のしあがっていく印象があります。
このドラマも、初恋に執着することなく（ひっかかってはいるけれど）、
女主は前を向いて、ちゃんと次のステージに進んでいきます。
序盤はかなり極悪ですけれど(笑)
ちなみに初恋相手、
最初は「え、これイケメン設定？？？」と思ったけれど、
途中で「確かに顔立ちが整っているかも」と思い直した次第です。（上から目線。。。）
このドラマを楽しく完走できたのは、
シューカイの麗しさと、
魅力いっぱいの招揺（バイルー）、
脇を固める登場人物それぞれのキャラクター、
ストーリー構成の面白さのおかげかな？
もっと掘り下げてほしかったり、
退場させないでほしかったり、
などなど要望はあったけれど、
まあいい着地点でした（←何目線www）
何気なく出てきたシーンや人物が、
後半パズルがはまるように腑に落ちて、
消化不良が少ないドラマでした。
OPの音楽がきれいで、タイトルが降ってきて漢字になるところが好き。
戦闘シーンはCGだけじゃなく、
特撮みたいにカラフルな爆煙が上がって、
迫力があって良かったです。
物語終盤で何度も「墨青」と声をかける招揺と、
それに応えようとする塵瀾の関係も良かった。
塵瀾の愛はとても深かった。
※ちなみに「扶揺」では、
彼女を殺すなんてできない！って苦悩しながら、
がんがんエキストラさんを殺して（？）いく男主に共感できず。
↓このドラマで注目した女優さん。
芷嫣ちゃん。
一人二役がとてもお上手でした
ドラマではよくある一人二役設定ですが、
中の人の演じ分けが本当に上手！
可憐なお嬢様から、強気な魔王と、
まるで別人のようでした。
なんて美人なんだろうと思ったり、
あまり美人に見えないなあ（←すみません）と思ったり、
時には儚げで、か弱く見えたり、
時には無敵で強気で性格がきつそうに見えたり、
見事でした。
途中、主人公を食う勢いでした。
今のところ一人二役では、私の中でドラマ史上一位
↓インパクトがあったこの方。
短髪も、長髪もお似合い。
この方は配音もご自身だったんですね。
最後の登場シーンがとても素敵だった。
写真をみると、
主人公カップルとこの二人がメインみたいだけれど、
他の登場人物も、同じくらい重みがあったような気がします。
いろいろなことが分かった上で、
２周目を見ようと思っています
最初のワンコなシューカイが
あまりにも可愛かったので、
消さずにとってあります←←←
シューカイの演技だけではなく、
謎が解けてから見直したくなったので
全部とっておいてよかった。
でも高画質で録り直したいから、再放送も待ってるw
最後の方で、現実と精神世界と、
更にその中の精神世界とが三層ぐらいになっていて、
少し分かりにくいのですが、
映像化されているから理解しやすい部分と、
文章化されてないから分かりにくい部分が
あったのかなあ。
何度も出てきたシューカイが
竜にくっついている姿は
竜にくっついている姿は心穏やかで安らかな感じだったけれど、
あれは、何を意味していたんだろう？
なかなか面白いドラマでした。
消化不良な部分は原作小説を読んでみたいです。
とにかく、
シューカイ(許凱)好きな人は
必見のドラマ
です
以上！
ですが、
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以下ネタバレ。
これからドラマをご覧になる方は、
是非、以下を見ずに楽しんでいただきたいです
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・十七ちゃんと琴姫のストーリーをもっと描いてほしかった。
門主命で純真な十七ちゃん、美男さんのことは気に入っていたみたいなので、
この二人の交流がもっと描かれたらよかったなあ。
美男さんは蝶になってもちゃんと十七ちゃんのところに行ったんだよって、
十七ちゃんに知ってほしかった(涙)。
知らないからこその、これからの十七ちゃんな訳ですが。
東山主としての活躍ももっと見たかったな。
・南山主、あそこで退場は可哀想すぎ。
名医なのに…。
物語展開の都合上、必要だったかもしれないけれど、
ちょっとあれは…（泣）
残された千錦さんも可哀想すぎる。
阿大と小恩の退場もちょっと(涙)
南山主は、中盤でのシューカイの治療シーンがなかなかコミカルでした。
毒舌だけどしっかり治療して、
そして、必ずシューカイのお背中や肩を視聴者に見せてくれるという重要な役目←←(笑)
「死にたくないならおとなしくしてろ！」
と何度も言うのに、
招揺のところに瞬間移動しちゃうから、
なかなか報われない医者でした。
あの塵瀾の移動スピードに笑わされました。
招揺好きがあふれでちゃう魔王の子w
・子遊くん、けっこう序盤から出てるし、
ちゃんと名前があるキャラだなあと思ったけれど、
それなりに主人公に絡むポジションだったのね！
二人とも忘れていたけれど←←
愛した相手も救った相手も忘れてしまう招揺。
救われたときのシーン見てみたかったな。
・塵瀾パパとのエピソードもなかなか切ないものがありました。
目の前の息子が分からなくなっても、息子のことを想い続けてるんですよね。
結局、心魔はパパの魔力のせいだったのか？？
万釣剣のせいだったのか？
・芷嫣ちゃん、あんなに弱かったのに、最後は門主に！！！！
蒼嶺は他の人と結婚したけれど、
芷嫣ちゃんは立派になった姿が良かった。
最初の弱虫芷嫣でもなく、
(招揺バージョンでもなく)
立派な門主としての表情になっていて、素敵でした。
中の人すごい！！
主人公である招遥と墨青（塵瀾）のラブストーリーではあるのだけれど、
同時に、芷嫣ちゃんの成長物語でもあるんだなあと思いました。
スピンオフ作ってほしいなあ。
・ラスト、姉弟が出てきたのは悪くないけれど
（『花と将軍』で最後に老夫婦が出てきたのには、コケそうになった。。）
幸せな二人のその後をもう少し描いてほしかったなあ。
特にここから下は、
知らない状態でドラマを見てほしいのですが、
・厲塵瀾（シューカイ）が招揺に送った
窺心鏡（別名ストーカーアイテム）。
「思い出アイテムかなあ」ぐらいに考えていたんですが
周りが見えるだけでなく、心の声まで分かってしまう代物w
本人も効果を知らずに贈っていたのですが（二度目は意図的←）、
これがぐっと物語に効いてきます。
「こいつ私のこと好きなのね」と心の中で呟いて利用していたはずが、
実は相手に駄々漏れだったと。
この辺り、上手いなあと思いました。
これを知った上で、是非もう一度シューカイの演技を見直してみたい！
他に何も贈れるものを持っていなくて…と、
大切な物をプレゼントしたのに、
女主はもらった経緯をきれいさっぱり忘れているという。。
いたいけな塵瀾姫になんてことを！！なシーン。
あんなに妖艶に迫って(←)、
身も心も（たぶん）根こそぎ奪っておきながら、
忘れちゃうのが招揺。
潔いが過ぎる。。
ことの成行を聞かされた西山主は、
（というか、駆けつけたときに既に二人の間に起こったことに気づいていた？）
いつから塵瀾と仲良くなっていたんだろう？
原作を読めば分かるのかな？
この二人のラブシーンを、
謎解きみたいに後で持ってきたのが
良かったと思いました。
命の恩人であり、
「自分の女（でも手が届かない）」
である気持ちがあったからこその
その後の厲塵瀾なのかな。
この撮影のメイキングで、
監督（男）が「もっとこうやって積極的に！」と
白鹿ちゃんに演技指導しているのが笑えました。
もうシューカイが姫にしか見えない。。。
熱烈なキスシーンのあとで、
べったりついた口紅を拭き取ってもらうシューカイが
可愛かったです。
劇中、この二人のシーンを過去が見れる鏡で見ながら
「私こんなことしたの！？」と
直視できず照れまくる招揺が、
めちゃくちゃ可愛かったw
二人のその後の物語(子育てに追われる厲塵瀾)とか、
芷嫣ちゃんの門主生活とか、
スピンオフ作ってほしいなあ～。