とみたみほ音楽教室&Music Body lab.
和を歌うソプラノ歌手♡冨田美穂です。
最近、大人の、一般の方のボイストレーニングの生徒さんと接していて思うこと。
まず、初めに、オンチなんです、と断られる方がほぼほぼ!!
”オンチ”って、どうしてそう思うんですか?とお伺いすると
今までの人生のどこかで、家族や他人からそういわれた、というパターンが一番多いです。
「音痴」の定義って何でしょうね。
私は、音程が正確に取れない、という「現象」だと思っています。
音痴、とおっしゃる方にもいろんなパターンがありまして。
- だいたいは音程通りだけど、自覚がない方
- 部分的に音が外れる方
- 思った高さの声が出せない方
この辺りは、声の出し方の練習をきちんとやれば、改善されてくることが多いです。
- 「音の高さ=音高」の概念が薄い方
これも、けっこういます。
こちらは、何度でも正しい音を聴いて、そのまねっこをして出してみる、というトレーニングが必要。
結構、粘り強く、回数こなす必要が。
レッスンでもやりますけれど、今はいいアプリとかあるので、おうちでも練習してもらいます。
一週間に一度レッスンするより、はるかに早く音が撮れるようになるので!
とても少ないけれど
耳の障がい…といっていいのかな?
身体的特徴?
正しい音程が耳に届いていない場合、というのがあって、
この場合は、とても、難しいんじゃないかなぁ。。。。
歌のレッスン、何回くらいでうまくなりますか?と聞かれる方があります。
個人差がありすぎて何とも・・・というのが正直なところ。
でも、
先生が言っていることの意味や、
感覚が分かり始めるまでに、
はじめてさんは
10回~20回はかかるんじゃないかな。
呼吸の仕方一つでも、初心者編を脱するまでに10回くらいはかかるのが普通ではないでしょうか。
(チョー真面目に自主練をなさる方だったら、もう少し早く突破していけるかもしれませんけど~。)
お薬をつけるかのように、ピッとうまくなる、というような、
夢のようなことは、残念ながら、ないです(笑)
歌も、ピアノも、楽器も。
音楽を習う、というのは
筋トレと同じ。
すぐに筋肉が付いたりは、しませんよね!
さらに、感覚を研ぎ澄ますトレーニングでもあるんです。
ハイブリッドなんですよ~