アイドルグループメンバーのアルコール摂取に絡んだ問題が

ワイドショーなどでも取り上げられているようなので、

ちょろっと書いてみようかと思いました。

私のお師匠さん。ジム・ボーリングの教えも混ぜてお話しします。

 

まず、アルコール依存症(どんな依存症もですが)、

自分の意志の力で治せるものではありません。

治せるなら、きっと依存していないんです。

 

長期間の摂取により、体の仕組みが変わり、

そもそも自分でコントロールできない状態になっています。

 

でも、アルコール依存は、体の病気ではありません。

体と、心と、精神の病気です。

体だけの治療には意味がありません。

大切なのは、心と精神の回復なのです。

 

アルコールの治療は、家を建てる事に例えらています。

身体の治療、つまりアルコールを取らない状態にすることは、

基礎工事と同じです。

体の緊張を減らし、ストレス緩和を覚え、睡眠のサイクルを整える

といった事です。

音楽療法では、ドラムサークルなどを行ったりします。

 

心(感情)の治療は、居住区域になります。

感情と向き合い、人間関係を修復し、サポートシステムを構築して

いきます。孤独とどう向き合うかも大切な課題になります。

音楽療法では、作曲をしたり、歌詞について話し合ったりします。

 

そして、リカバリーに欠かせないのが、精神の治療。これで屋根を作ります。

精神性をスピリチュアリティーと言いますが、

これは宗教とは一切関係のない、人間の根源に関わる部分です。

アルコールアノニマス(AA)でも、このスピリチュアリティーを大切に

考えてプログラムを作っています。

信念、信条、希望、誠実さ、人間性、意志、愛情、尊厳 

そういった事がこのスピリチュアリティーには大いに関係しています。 

 

この3つが整い、初めて家が出来上がります。

体を治療してアルコールを抜いても、アルコール依存は治らないんです。

心と精神とを治療していくことが大切です。

 

こういった事を、ニュースやワイドショーで取り上げてくれたらなぁと

思うのです。

 

依存物質は、鎮痛剤のようなものです。

そして依存症とは、痛みを取ろうとする誤った取り組みなのです。

 

実はGIMには、依存症の方に使われるプログラムがあります。

でも、実際の治療にそればかり使う訳ではありません。

自分と向き合うプログラムを多く使います。

心と精神の痛みに向き合う強さを身につけ、

実際に向き合い、

鎮静剤が必要ない状態まで痛みを取り除いていく。

それが、本来の根本治療だと思うのです。

 

依存症は、一人では治せません。

周りのサポートも必要ですし、

専門家のサポートも必要です。

 

もし、音楽を使って依存症の自分と向き合ってみたくなったら、

ご連絡ください。