NEW MY GEAR!!! | 菅谷豊のサイケでラッコ

菅谷豊のサイケでラッコ

音楽プロデューサー、作曲家、編曲家、ベーシスト
菅谷豊オフィシャルブログ
音楽のこと愛猫のこと日々思うことなどのんびり書きます

我がスタジオに新しい機材導入しました(`∀´)

 

マイクプリアンプ&EQ!!

 どーん!!!!

どどーん!!!!!

 

裏どーん!!!!

 

API 500シリーズという電源と入出力のついたシャーシに

エフェクターを追加していくアウトボードです。

 

プリアンプはルパート・ニーヴ氏設計の

Rupert Neve Designs Portico 511!!イエイ!!

(写真左の白い方)

 

音が太くレンジが広い、そしてガッツのある音です。

 

SilkというスイッチとTextureというツマミで

存在感を出すための倍音成分を操作できるとの事。

とりあえず弄ってみたところ音象、重心が下がって

イメージしているNeveの音に近づいたように感じます。

 

単体で聴くとエキサイターみたいな

派手に倍音をコントロールする感じではないですが、

ミックスの中で聴くと存在感が増しますね。

ボーカルには最適かも。

 

 

続いてEQはLINDELL AUDIOのPEX-500!!

Pultec EQP-1Aタイプっていうヴィンテージイコライザーを

モデリングしたカワイイやつです(^∇^)

(写真右)

 

EQはDAWでグラフィカルなプラグインで弄るのが

使い勝手良く、実際僕も細かい調整はそっちでやっています。

WAVESのREQとかね。

 

でもここに来てあえてのアウトボード!!

時代を逆行!!!

 

なぜかって?かっこいいからさ( ´,_ゝ`)

という理由が半分(笑)

やっぱりアナログの太さ、音の良さですね。

実際に手で触ったダイレクトな感触も創作意欲に影響します。

 

Pultec EQP-1Aはプラグインとしても各社から

モデリングされているほどの名器です。

自分も好きでプラグインでよく使っています。

 

同じ帯域のブーストとカットが独立したツマミになっていて

癖がありますが弄ってみると奥深く楽しいんです。

 

万能ではないですが、通すだけで立体感が出ますね。

 

この辺のアウトボードはボーカルやアコギなど

マイク録音でも使いますが、

DAW上のソフトシンセの音なんかをアナログ出しして

アウトボードを通しもう一度DAWに戻してあげます。

 

そうすると音が良い意味でザラつき音が立体的になります。

 

全部のトラックをアナログ出しするよりは

とくに目立たせたいメインになるトラックだけやったり、

プリアンプも一つだけではなくトラック毎に変えたりすると

倍音成分が被らず、より奥行きが出まね。

 

API500シリーズ、うちのはあと4つスロットがあるので

今後何を入れようかニタニタしながら妄想中です(o´・∀・`o)