ネクサス音楽出版よりサックス四重奏譜、フォスターミュージックよりフレキシブルソロ楽譜が6月27日より出版開始となりますので、ご紹介いたします。
【サックス四重奏】
作曲:米津玄師
編曲:岩本佳浩
グレード:3.5
演奏時間:約4分30秒
この楽曲は2024年前期NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主題歌として米津玄師さんが作られました。ドラマは日本で初めて法曹の世界に飛び込んだ一人の女性を描いたストーリーになっており、米津玄師さんはドラマの主人公の生きざまに思いをはせ、毎朝聴けるものをという意気込みで作られたそうです。様々な苦難を飛び越えて突き進めという、主人公を力強く鼓舞するメッセージが込められているように感じます。
全体を通じてアーティキュレーション記号に留意し、特に冒頭4小節のイントロ部分とリハーサルマーク[F]の間奏部分は、歯切れよく演奏してください。尚、各パートの八分音符に付けたテヌートはスタッカートと区別しやすいように付加していますが、スタッカートよりも若干長めにするという解釈で構いません。
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【フレキシブルソロ楽譜】
作曲:伊藤萌
グレード:3
演奏時間:約3分20秒
この曲は2016年に作曲した作品で、アルトサクソフォーンとピアノ版がオリジナル編成になります。大学の先輩でありアンサンブルだっちゃの相方である佐藤こずえ先輩の音色・そして人柄をイメージして作りました。
楽器、そして音楽をこよなく愛するたくさんの方々にこの作品を演奏いただきたいという願いが実現し、今回フレキシブル作品として出版させていただけることになりました。
作曲者の思いとしましては、「音色」と「1音1音の大切さ、響き」を意識しながらぜひ演奏してほしいです。
音色にはさまざまな色・表情があり、強弱記号だけで区別できるものではないと自分は考えます。「優しく吹く」というこの一言でも、演奏する人が違えば当たり前ですが受け取り方、解釈も変化します。年月を重ねれば同じ曲でも演奏や表現が変わっていくのが音楽の醍醐味ではないでしょうか。
そして、この曲には細かいパッセージがないものの全音符からさらにタイで音をのばす旋律が多くあります。丁寧に音をのばすという技術は、“基礎練習”が必要になりますが、この曲でもそれがはっきりと活きるようになっています。
Moderatoの作品なので決して速くはないですが、このテンポの中でもEからのPから少しずつffに向かう部分がこの曲の山であり、それまでははっきりと出されることのなかった情熱の音が少しずつ姿を現し、己の感情を爆発させるようなシーンで一気に盛り上がり、最後は優しい音で締めくくります。演奏していただけることに心から感謝したいです。(伊藤萌)
※アルトサックスソロ譜の他、in C, in Bb, in F, Bass Clef のソロ譜も同梱されているので、アルトサックス以外の楽器でも演奏可能です
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
《吹奏楽版》
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