フォスターミュージックより3月に出版開始となりました吹奏楽曲、2作品を紹介いたします。
作曲:清水大輔
グレード:4.5
演奏時間:約17分
演奏人数の目安: 41人~
2009年山梨県甲斐市敷島吹奏楽団の委嘱により書き始め、同年に完成、翌年の2010年に初演された17分程の作品。
各楽章には副題が付いており物語のように曲は進みます。
『其の一・甲斐の虎』[p.1~]
武田信玄自身を描いた楽章で、劇的かつ叙情的に幕を上げ、これから始まる壮大で壮絶な一生を詩的に表現しています。江戸時代から近現代にかけて『甲陽軍鑑』に描かれる伝説的な人物像で『甲斐の虎』という異名を持つ。この楽章はその異名を副題に持っています。
『其の二・風林火山がはためき天下が動く、、、川中島の戦い』[p.16~]
1553年から1564年まで5回に渡って起きた『川中島の戦い』の壮絶さを描写した楽章。11年間という長きに渡る戦を武田信玄自身の視点で描こうとしたため、単に戦いの描写ではなく精神的な部分、武将としての信玄、人間としての信玄の両視点から描いています。
『其の三・天と地と、、、大ていは 地に任せて 肌骨好し 紅粉を塗らず 自ら風流』[p.32~]
エピローグとなる楽章で、あまりに有名な言葉である『天と地と』そして信玄の辞世の句を副題に持っています。其の一で登場した武田信玄のテーマが再現され、更に『天と地と』と辞世の句を表現した楽想が現れ、曲はその生涯を讃えるように最高潮に盛り上がり幕を閉じます。
それでは武田信玄の52年の生涯を描いた音楽絵巻、どうぞお楽しみ下さい!(清水大輔)
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作曲:樫原伸彦
編曲:井澗昌樹
グレード:3
演奏時間:約2分40秒
演奏人数の目安: 35人~
1993年 2008年に放送されたテレビ東京系アニメ「しましまとらのしまじろう」のエンディング曲。
最近ではSNSでもカバーされるようになり、広い世代に親しまれています。
このアレンジは精華女子高等学校吹奏楽部第40回定期演奏会のために書かれ、ビッグバンド風のサウンドです。
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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