本日は、西邑由記子作編曲の小編成バンドにおすすめの2作品を紹介いたします。
元々、ブレーン社よりレンタル譜だったものが、販売譜となり、本日、9月13日より発売開始となりました。
ぜひご注目ください。
作曲:ジョージ・ガーシュウィン
編曲:西邑由記子
グレード:3.5
演奏時間:6分30秒
ガーシュウィンらしい即興的なジャズ作品の吹奏楽アレンジ
最少演奏人数:20名
「ラプソディー・イン・ブルー」で大成功をおさめた直後、1926年のピアノ作品。ヤッシャ・ハイフェッツによるヴァイオリンとピアノのための編曲は近年よく演奏されています。
3つの小品からなり、ジャズ的なリズム、ハーモニー、ブルースっぽいメロディなどは「ラプソディー・イン・ブルー」よりもさらにクールな印象です。
演奏の際のコツとしては、アクセントは「強い」のではなく「重い」と考えてやると、ジャズ的なグルーヴ感が出ると思います。真面目に全部吹いてしまわず、重さと軽さのバランスをとることができれば、おしゃれな曲に仕上がるでしょう。ハーモニーを受け持つグループは特にこのバランスが必要となってくると思います。第2楽章のメロディは横に広がる大きなフレーズを感じることが大切です。
ピアノのための原曲よりも、声部が増えてひと回り大きくなったプレリュードですが、各楽器によるリズムの一体感が得られれば、かっこよい仕上がりになること間違いなし! (西邑由記子)
参考演奏
ご注文はこちらからどうぞ⇒
作曲:西邑由記子
グレード:4
演奏時間:6分40秒
ラテン音楽のグルーヴ感満載のおしゃれポップス作品
最少演奏人数:20名
キーウェストは、フロリダ州の最先端、小さな島々が連なるフロリダキーズの最南端に位置しています。そこで捕れるエビや、建物などに見られるピンク色を「key west pink」と呼んでいます。街にはピンク一色のタクシーが走っていたりと、ピンク色はキーウェストの象徴的な色でもあります。
Key West Pink!は2つの部分から構成されていて、ラテン音楽の代表的なリズムパターンを基本とした、明るく楽しい音楽です。この音楽の最大の特徴はこのラテンのリズムに絡まる付点のリズムでしょう。各楽器の付点のリズムを正確に合わせながら、ラテン音楽独特のグルーヴ感を出すことでノリの良い雰囲気を作り出せると思います。裏拍に乗るつもりでリズムを刻んでみてください。
冒頭に「in Latin mood」とありますが、ラテン系の明るい民族性を意識して熱く楽しく!という作曲者の思いが込められています。サルサなどのラテン音楽そのものとはまた違った音楽にトライしてみてください! (西邑由記子)
参考演奏
ご注文はこちらからどうぞ⇒
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご注文お待ちしております。
ご注文、商品閲覧はこちらからどうぞ!
本店:
Yahoo!店: