本日は、モーリス・ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」を紹介いたします。
フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1899年に作曲したピアノ曲。1910年に管弦楽用にラヴェル自身が編曲しました。ラヴェルの代表作ともいえる作品となっています。
この作品は、歴史上の特定の王女に捧げて作曲されたものではなく、スペインにおける風習や情緒に対するノスタルジアを表現したものとなっています。ラヴェルがルーヴル美術館を訪れた際、17世紀スペインの宮廷画家ディエゴ・ベラスケスが描いたマルガリータ王女の肖像画からインスピレーションを得て作曲したともされています(諸説あり)。
色々なアレンジが出ておりますが、数ある中より各グレードごとにおススメをご紹介いたします。コンサートのプログラムに含めてもよし、アンコールピースとしてもオススメです。
グレード:5
編曲:ヨハン・デ・メイ
グレード:5
演奏時間:6分30秒
現在もなお人々から愛され演奏され続けている「亡き王女のためのパヴァーヌ」をヨハン・デ・メイが吹奏楽用に編曲。ラヴェルが表現したノスタルジア感をそのままに素晴らしい編曲となっています。
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グレード:3
編曲:ジェリー・ブルーベーカー
グレード:3
演奏時間:4分21秒
1910年にラヴェル自身がピアノ曲から管弦楽用に編曲したものを基に、吹奏楽用に編曲しました。
原曲の持つ豊かなメロディーとハーモニーを生かしながらも、音域を簡略化し、中級向けに演奏しやすいように編曲しています。
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グレード:2
編曲:ロバート・W・スミス
グレード:2
演奏時間:4分
モーリス・ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」をロバート・W・スミスが編曲。
ベルとトライアングルがとても効果的となっています。グレードは高くないため、ウォーミングアップ用のコラールとしても最適です。
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