【作曲家によって強弱記号の意味は違う】楽譜を正しく読むために。 | 町田☆子供の習い事。ピアノ教室ならMusic Step Class!

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こんにちは(^^)/

さて今回は「楽譜を正しく読む」ことについてです。

 

 

 

 

 

 

もうこれは、毎回ひつこく言い続けていて、ブログにも書き続けていることなので「もういいよチーン」との声が聞こえてきます(*‘∀‘)ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

ただ今回はもっと具体的に書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも正しく読むってどういうこと? 書かれてあることを全てやれば良いってこと? 音もリズムもスラーも強弱記号も、書かれてある通りに弾けば良いってことでしょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、それが基本です。書かれてある情報を全て読みこんで演奏につなげることが基本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

でもこれが簡単なようで難しい。

なぜなら作曲家によって意味が違うからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バッハとベートーヴェン強弱記号の意味は違います。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろんショパンなんてもっと違うニコニコ

 

 

 

かの有名なフォルテ(大きく強く弾こうね)

 

 

 

 

 

 

 

同じフォルテやピアノ記号でも、バッハとベートーベンでは意味が全く変わってきます。

 

 

 

 

 

 

 

そもそもね、作曲した時代や動機や楽器が違う訳です。なのでフォルテ=強くんて単純なものではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

何をもってフォルテと書かれてあるのか、どんな音色でどれくらいの強さで、指のタッチや打鍵の速さなど、どう表現するのかを考えなければいけません。

 

 

 

 

 

 

 

和声だったり調も関係するでしょう。フレーズや構成から考えることも必要だし、それがテーマなのか再現部に戻ったからなのか?などなど。

 

 

 

 

 

 

 

初めてピアノを習う子が弾く曲であれば、きっと繰り返しだったりその曲の一番の高音だったり低音だったりの可能性が高い爆笑探偵のように強弱の意味を考えてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

バッハなんてねえ、まあ難しいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそもがメロディーが絡み合い発展していくなかで、そこに和声を分析して聴かなければいけないので、ソルフェージュ(音楽理論)は必須なのです。

 

 

 

 

 

 

 

これを知らずして、教えるのは至難の業。

 

 

 

 

 

 

 

だから、せめて調と和声、音程は教えてから。これらを知って初めてバッハの強弱表現に説得力が出るのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ベートーヴェンは作曲した年代が大きく関係してくるので、その難しさがあります。

 

 

 

 

 

 

 

単純に「驚かせたい!」みたいなアプローチも、小さい子には良い時もあります真顔ええのか?

 

 

 

 

 

 

 

曲の性格や雰囲気を読みとり、書かれてあることを忠実に表現しながらも、その「書かれてあること」の意味を追求していくことが、とても面白いのです。そして、その過程こそが、演奏者の個性と音色になって、深い表現力につながります。

 

 

 

 

 

 

 

どんな小さな曲でも単純な曲でも同じです。まだ「小さい子だし」は言い訳で、その表現をするためにテクニックを練習しているのだから、あくびが出ようが何だろうが、伝えることは最後まで伝えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

いやほんと。

驚くような表現をしてくれる子はたくさんいるのですよ照れかわいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして私の仕事は、楽譜に書かれてあることの意味を一緒に考えていくことと、その表現に説得力があるのかどうかを見極めることだと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとつの曲の中にも、フォルテがいくつかあり、その前のクレッシェンドもたくさんあるはずです。それだって、全部同じフォルテではないのです。音を強くするフォルテなのか? それともメロディーのバリエーションのためのフォルテなのか? 指の重みは落とした方がいいの? いやいやきっぱりと跳ね上げた方がいいんちゃう? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんてたくさんたくさん考えて、一緒に表現の違いに耳を傾けて曲に向き合っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかもその生徒さんの指や姿勢によっても違ってきたりもするから( ;∀;)さあ大変。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話が長いのも許して欲しい笑い泣きごめんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっとね、これらの知識が音楽という芸術を受け止めるときの力になります。そう信じて私はひつこく言うてるのです凝視

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その力があると「知らない」ときよりも数倍も感動を得られる教養につながります。なにもね、私はピアノを上手に弾けるようになるためだけの「習い事」として教えている訳ではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

少しでも人生の彩になればなあと。そのために享受する力になればなあと。

 

 

 

 

 

 

 

周りを見渡せば、提供されているものは実は山ほどあって、それをどれだけ享受できるかは、その人の教養によると思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

食わず嫌いにならないように、絵を見る力や音楽を聴く力、映画を見る力や小説を理解する力。これらがあるのとないのとでは、人生の豊かさが格段に違ってくると思うのです。何も難しく考えることはなくて、芸術といったって、アイドルだったりアニメだったり好きなものはたくさんあるはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイドルだって、私はもうなーんにも分かりませんが泣くうさぎ難しいの6人いたら6人ともの個性や性格を知っていると、より推し方ニヤニヤが変わるでしょうよ。私みたいに「ごめんなさい、みんな同じお顔に見えちゃって」みたいな人より、数十倍「好き」が多くて深くて楽しいでしょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それがうらやましい( ;∀;)ほんとダメ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまたま私はピアノを通してしか伝えられないのですが、とことん「楽譜を正しく読む」というミッションから、深く音楽を理解することに発展するレッスンをして、時には生徒さんから私の無知な領域を教えてもらって、キャッキャッ出来ればと思っています(;'∀')着地が変。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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