どうしても本講座をためらっている方へ12(クラシック理論とコード理論の違い) | Felice music school (生田・登戸・向ヶ丘遊園 対象のピアノ教室です)

Felice music school (生田・登戸・向ヶ丘遊園 対象のピアノ教室です)

小田急線生田駅近でのクラシック、ポピュラー、ジャズを融合させた音楽教室です。子供向け「脳科学活用型ピアノレッスン」も行っております。
     

こんばんは。

今回も
ピアノ講師の方で
レッスンにポピュラー曲を入れている方向けに
書かせて頂きます。

このテーマ、このところ連続で書かせて頂いておりますが

今回はクラシックを主体としたピアノ教室の先生方が
コードに対して抱いているもの、考えているものと、
実際のコード(ポピュラー音楽)の実情の違いを書かせて頂きます。

昨日も書きましたようにポピュラー音楽の情報というものは
クラシックピアノレッスン業界にはそれほど流れていません。

従って、クラシックピアノ講師がポピュラー音楽、しかもコード理論というものを把握
しきれてないのは当然かと思います。

実際私も、ポピュラー畑に入る前までは
ポピュラー音楽というものは“簡単なもの”だと思っておりました。

人は知らないものに対しては分からないというのは当たり前のことです。
その知らない分野に足を踏み入れて初めてそのものの実情が分かるのです。

さて、一言でいうと
クラシック音楽とポピュラー音楽は
日本語と英語くらい違います。

元は言語という共通点があります。

しかし、日本語が出来たからといって英語がすぐ網羅できるわけではありません。

クラシックピアノも年月をかけて練習し上達してきたと思います。
そして指導できるくらいのレベルになった。

ということはポピュラー(コード)を習得するには
それくらい、ポピュラーの勉強も必要だということです。

現在、ポピュラーをしっかり学べるところは大手では専門学校くらいです。

そして、2〜4年くらいかかります。
ピアノ初心者で4年、音大卒レベルで2年くらいでしょうか。

費用的には2年でも200万は下りません。

ポピュラー(コード)を習得するまでの年月と費用はこのくらいが
平均というところです。

ポピュラー曲をピアノレッスンの中に入れるということは
これくらいの勉強が必要だというのが現状なのです。

私は音大を卒業してから2つの専門学校に行きました。
そして実地でもプレイヤーとして、アレンジャーとして仕事をしてきました。

それを活かし、コード奏法専門のピアノ教室を開室
そして今は、先生向けの本格的なピアノコード奏法講座を開くに至りました。

ここまで読んで、考えていたものと違うということで落胆するかも知れませんが
私は様々なことを熟慮して講座を構築しました。

いかに時短で効率的に習得出来るか?
いかにコストを抑えて習得出来るか?

そしてポピュラーピアノコード奏法本講座を作ったのです。

現在、5期を終えましたが
受講者の皆さん。ほとんどが講座8〜10ヶ月間で
見事にコードスキル、アレンジ実践スキルを上級レベルまでに
達成させました。

そして、今は堂々とレッスンにポピュラー曲を入れアレンジを教え
中には「ポピュラーピアノコード奏法コース」1本で教室を安定運営
させている先生もいます。


次回はこの続きを書かせて頂きます。