君が代のテンポ表示は? | 目黒区駒場の音楽教室ミュジコロールのレッスン日記

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1月23日 水曜日


今日の復習は小学生Yちゃんと一緒に、練習の3原則。
1)部分練習
2)かたて練習
3)ゆっくり練習
できない時はこれが基本です。

巨匠レベルのピアニストで(リヒテルとか)、時々「自分はいっさい、ゆっくり弾くことはない」とおっしゃっている方がいるのですが、お付きの人や、たまたまコンサート前に練習しているのをドア越しに聞いた人が「驚くほど遅いテンポで弾いていた」と証言したりしています。
ただし巨匠の場合「弾けない」という理由でゆっくり弾いているわけではないと思いますが。
ピアニスト達が練習でゆっくり弾く、弾かないはともかく、達人になれば速度のコントロールは自由自在にできるものです。

少し話飛びますが、速度表示(♩=88など)で弾きたいのに、メトロノームが手元になかったらどうしますか?
検討もつかいなと困ってしまいますね。
そんな時は1秒が60なのを思い出して、もし時計があれば60を確認して、60がわかれば90も120もわかりますね。それより少し速く、遅く、など調整すると表示に近いテンポが想像できます。

そんな風に身近にパッと速度がわかることを見つけておくと便利です。

なぜそんな事を考えるかというと、フランスの学校の初見の授業では、テンポ表示がある時はそのテンポで弾かなければならなかったのです。初見の授業は、パッと渡された楽譜で伴奏したり、大体の曲想をつかんで「それらしく」弾くことが求められています。
その初見の先生が「フランス国歌のラ・マルセイエーズが120よ」と教えてくれました😀
さて日本の国歌の君が代は、、、分かり難ですね^^;明確な表示はないそうです。
♩=60はなかな良いテンポだと思いますが、60で歌うと44秒で曲が終わるそうです。
国歌にしてはなんとも短いですびっくり汗

最後に、昨日は秩父の山奥に行っていたのですが、なんと吹雪いていました!
東京を出た時は快晴だったのに、関越の嵐山サービスエリアで下りたら雪が舞っていて、秩父市は積雪、険しい山道はまさかの吹雪でした。そして山頂にたどり着いたら再び快晴!🌞なんて変わりやすいお天気!
思わぬところで初雪を体験してきました🌨

溶け始めた秩父湖


三峯神社⛩

狼も雪をかぶっていました