追悼 ラリー・コリエル(ついき の ついき あり)☆
おそうちょうですあうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううっっっっっ(号泣)
少し前の記事でアル・ジャロウ追悼記事を書いた時、「こんな悲しいこと、あるじゃろうか。。。」と脳裏に浮かんだのですが(汗)、今回はもう「こんな悲しいことが、おこりえるのか。。。」と浮かんでしまいまして(大泣大汗)
ラリー・コリエル。
ライブを終えて、ホテルで就寝中に旅立った、とのことです。73歳。まだ早すぎます。心より御冥福をお祈り致します。
ぶっちゃけ、このお方の演奏については、それほど入れ込んでいたわけではなかったのですが、やはり自身が古典ギター部出身ということもあり、エレクトリックのみならず、アコースティック・ギター(厳密に言えばオベーション、アダマスのエレ・アコですが)1本でクラシックの大曲(「ボレロ」など)もソロ用にアレンジして演奏したり、山下和仁と共演したり、いろいろな意味でこの方が「切り開いてくれた」地平はかなり広いよなあ、と昨晩追悼する曲を選びながらあらためて痛感した次第です。
では、多岐なジャンルに渡るお方の追悼、いつもながら独断と偏見の選曲でさせてもらいます。
(2.24 19:33 追記の追記)
うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
実は、コリエルの名演で最初から頭の中を駆け巡っていた曲があったのですが、どうしても曲名を思いだせないのと、スーパー・ギター・トリオでの演奏と思っていて見つけられずにいてあきらめていたのですが。。。
今日(24日)の昼休みにふと(もしかして、パコとラリーとのデュオだったかも)などと思い出して調べ直したら。。。。。
ああああああああああああああああああああああ、み、み、見つけましたああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!! 載せますよおおおおおおおおおお☆
「コンバイト(ルンバ)」パコ・デ・ルシア ウィズ ラリー・コリエル
(パコのアルバム「カストロ・マリン」に収録されていました! ネット上のある記事で、パコがインタビューでラリーとの共演のこの曲がお気に入りだった、と書いてあるものも見つけました。たしかに、ここでのラリーの演奏、ハーモニクスも見事ですんばらばらばらしいんです!
ああ、一気に大学時代にタイムスリップしたかのような気持ちになりました☆)
「レディ・コリエル」ラリー・コリエル
(なんといってもこのお方、ジャズ・ギターの世界にロック的手法(チョーキング、ディストーションなど)を取り入れた先駆者のお一人です。我が国が誇る渡辺香津美さんも「それまでジム・ホールの演奏などを学んでいたが、ラリーの演奏を聴いて、良い意味で(何をやってもいいんだな)と思った」というようなことを語っていました。)
「スペイン」ラリー・コリエル&スティーブ・カーン
(このアルバムでアコギの魅力に取り憑かれた我が国のアマチュア・ギタリスト、結構いたのでは、と拝察します。チック・コリアの名曲、複雑なテーマ・フレーズをばっちり弾きこなした演奏、すんばらばらばらしいですねえ。。。)
「ブロコ・ロコ」ラリー・コリエル
(こちらはブラジルの香りがたっぷりの楽しい曲です。いいですねえ☆)
「ジョイ・スプリング」ラリー・コリエル&エミリー・レムラー
(若くして旅立っていったすんばらばらばらしい女性ギタリストとの共演アルバム、大好きでした! ああ、きっと今頃天国で再会してデュオで演奏しているんでしょうねえ。。。)
「ラプソディ・イン・ブルー」ラリー・コリエル
(ラリーのクラシック大曲のギター・ソロ用アレンジ、演奏としてはラヴェルの「ボレロ」が一番有名かも知れませんが当ブログですでに紹介済なので、音源の音がちょっと小さいのがイマイチですがこちらを選びました。ぜひスピーカーのヴォリュームを上げてお楽しみくださいませ☆)
「ホールド・オン・アイム・カミン」ハービー・マン
(名フルート奏者の大ヒットアルバムから。もちろんフォー・トップスの
↑
あううううううううううううううううううううううううううううっっっ(涙)
またお得意の勘違いです。サム&デイブですよねえ(泣) すみましぇん。
大ヒットのカバーです。ギター・ソロ、最初に聴けるのがラリーで、その後のめっちゃフリーですんざまざましいのはソニー・シャーロックです。これまた最高ですねえ☆)
ああ、こうして並べても、あらためてその活動の広さを感じますねえ。。。いろいろな意味で新たな地平を切り開いてくれたことに1ギター・ファンとして感謝します。
では締めですが、2曲、いかせてもらいますね。
「サーマン・マンソン」ラリー・コリエル、ジョン・スコフィールド、ジョー・ベック
(ジャズ・ギタリストとしてラリーと同様、ロック的手法も取り入れていった2人との、アコギによる渋い共演アルバム「トリビュータリーズ」(1979年)から。この曲のテーマ部分、アメリカの「ギター・マガジン」のラリーの書いたコラムがそのまま日本版「ギター・マガジン」に訳され掲載されていて、タブ譜をみながら練習したもので、今でもよく弾いています。ああ、美しい和音ですねえ。。。)
「アイ・アム・シンギング」ラリー・コリエル
(スティーヴィー・ワンダーの世紀の名盤「キー・オブ・ライフ」の曲をカバーしていたんですね。やっぱりいいなあ☆)
ああ、今朝はもうブログを書く3日目のインターバルが明けた早朝、いてもたってもいられずに想いいれたっぷりで書いてしまっちゃった追悼記事でございます。
やっぱりmazu、とにかく下手の横好き、ギター大好きオジンでございま~す☆
(2.22 19:00 追記)
あ、あのう。。。。。
今朝ほどは、あまりにショックが大きかったので激情にまかせて一気に記事を書いてしまっちゃいましたが。。。
実は、ラリー・コリエルさん、このブログで頻繁に登場する、あの、我が国でとんと人気の無い、でも、でも、結構いい味を出した音楽を聴かせてくれるビーチ・ボーイズのリーダー、ブライアン・ウィルソンさんとの間で、あまりにも強烈なつながりを持つエピソードの持ち主でいらっしゃいました。
アメリカ西海岸、カリフォルニア州ロサンゼルス、ハリウッドに「トルバドール」という超有名なライブハウスがあります。
1957年のオープン以来、伝説的な人物であるレニー・ブルースを初め、ボブ・ディラン、ジョニ・ミッチェルなど数多くのミュージシャンがここでライブを行ってきました。
その中でも代表的なエピソードがライブハウスのホームページに載っているのですが。。。
こちらがそのホームページで「歴史」が載っているところです。
ライブハウス「トルバドール」のホームページ 「歴史」紹介画面
その中で「1974」年のエピソードのトップに出ている文章、ご覧下さいませ。
「ジャズ奏者、ラリー・コリエルの演奏中、バスローブ姿でスリッパを履いたブライアン・ウィルソンがステージに飛び乗り、「ビー・バップ・ア・ルーラ」を歌った。」
いやあ、絶句しちゃいますよねえ。。。普通。でも、当時ドラッグ禍でどん底だったブライアンを知るファンにとっては(さもありなん)というエピソードで笑えてしまうのがまたとほほなところです(大汗)。
きっと、こちらのサイトのトップで見れるような格好で乱入したと思われます。
somebodystolemythunderブログ「ブライアン・ウィルソンの写真いくつか」
他の本によると、ステージ上にピアノがあったらしく、ラリーの演奏があるコードの循環に乗っかって(いわゆる「ヴァンプ」と呼ばれるものかと想像します)アドリブを繰り広げているとき、なぜか興奮したブライアンが乱入してピアノでリフを叩きながらリトル・リチャードばりにシャウトしたみたいです。最初ラリーは何が起こったか分からずとまどったらしいですが、さすがはラリー、すかさずブライアンに合わせてバッキングを刻んだということまで書いてある本もあります(笑汗)。
結局ブライアンはすぐにライブハウスの警備員によって強制退去させられたらしいです(大笑大泣)。
mazu、前から「その時にラリーが演奏していた曲ってなんだったのかなあ」と思っていたのですが、ラリー本人から聴けるチャンスが失われたことが残念でなりません。
ああ、やっぱりアメリカ音楽、奥が深いですよねえ。。。
(2/22 19:43 追記の追記)
あ、あのう。。。コタパパさんのお米への返信米で、ラリーの演奏でmazuが大大大好きで、かつて自身のカセットテープ音源から自身のYouTubeチャンネルにアップまでしていた、アルバム「フューズ・ワン」に収録されている「ウォーターサイド」(クラシック曲「モルダウ」をベースにしたお洒落な曲です)をやっぱり聴きたくなったのですが、残念ながらYouTubeにはありませんでした。
しかし!!!!!
なんと、アルバム全曲を紹介しているブログで、記事のバックでまるごと聴けるというすんばらばらばらばらばらしい記事を見つけてしまいました。ぜひ曲を堪能しながらご覧下さいませ☆
ブログ「音楽ブログ風なブログ」 「フューズ・ワン」記事
少し前の記事でアル・ジャロウ追悼記事を書いた時、「こんな悲しいこと、あるじゃろうか。。。」と脳裏に浮かんだのですが(汗)、今回はもう「こんな悲しいことが、おこりえるのか。。。」と浮かんでしまいまして(大泣大汗)
ラリー・コリエル。
ライブを終えて、ホテルで就寝中に旅立った、とのことです。73歳。まだ早すぎます。心より御冥福をお祈り致します。
ぶっちゃけ、このお方の演奏については、それほど入れ込んでいたわけではなかったのですが、やはり自身が古典ギター部出身ということもあり、エレクトリックのみならず、アコースティック・ギター(厳密に言えばオベーション、アダマスのエレ・アコですが)1本でクラシックの大曲(「ボレロ」など)もソロ用にアレンジして演奏したり、山下和仁と共演したり、いろいろな意味でこの方が「切り開いてくれた」地平はかなり広いよなあ、と昨晩追悼する曲を選びながらあらためて痛感した次第です。
では、多岐なジャンルに渡るお方の追悼、いつもながら独断と偏見の選曲でさせてもらいます。
(2.24 19:33 追記の追記)
うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
実は、コリエルの名演で最初から頭の中を駆け巡っていた曲があったのですが、どうしても曲名を思いだせないのと、スーパー・ギター・トリオでの演奏と思っていて見つけられずにいてあきらめていたのですが。。。
今日(24日)の昼休みにふと(もしかして、パコとラリーとのデュオだったかも)などと思い出して調べ直したら。。。。。
ああああああああああああああああああああああ、み、み、見つけましたああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!! 載せますよおおおおおおおおおお☆
「コンバイト(ルンバ)」パコ・デ・ルシア ウィズ ラリー・コリエル
(パコのアルバム「カストロ・マリン」に収録されていました! ネット上のある記事で、パコがインタビューでラリーとの共演のこの曲がお気に入りだった、と書いてあるものも見つけました。たしかに、ここでのラリーの演奏、ハーモニクスも見事ですんばらばらばらしいんです!
ああ、一気に大学時代にタイムスリップしたかのような気持ちになりました☆)
「レディ・コリエル」ラリー・コリエル
(なんといってもこのお方、ジャズ・ギターの世界にロック的手法(チョーキング、ディストーションなど)を取り入れた先駆者のお一人です。我が国が誇る渡辺香津美さんも「それまでジム・ホールの演奏などを学んでいたが、ラリーの演奏を聴いて、良い意味で(何をやってもいいんだな)と思った」というようなことを語っていました。)
「スペイン」ラリー・コリエル&スティーブ・カーン
(このアルバムでアコギの魅力に取り憑かれた我が国のアマチュア・ギタリスト、結構いたのでは、と拝察します。チック・コリアの名曲、複雑なテーマ・フレーズをばっちり弾きこなした演奏、すんばらばらばらしいですねえ。。。)
「ブロコ・ロコ」ラリー・コリエル
(こちらはブラジルの香りがたっぷりの楽しい曲です。いいですねえ☆)
「ジョイ・スプリング」ラリー・コリエル&エミリー・レムラー
(若くして旅立っていったすんばらばらばらしい女性ギタリストとの共演アルバム、大好きでした! ああ、きっと今頃天国で再会してデュオで演奏しているんでしょうねえ。。。)
「ラプソディ・イン・ブルー」ラリー・コリエル
(ラリーのクラシック大曲のギター・ソロ用アレンジ、演奏としてはラヴェルの「ボレロ」が一番有名かも知れませんが当ブログですでに紹介済なので、音源の音がちょっと小さいのがイマイチですがこちらを選びました。ぜひスピーカーのヴォリュームを上げてお楽しみくださいませ☆)
「ホールド・オン・アイム・カミン」ハービー・マン
(名フルート奏者の大ヒットアルバムから。もちろんフォー・トップスの
↑
あううううううううううううううううううううううううううううっっっ(涙)
またお得意の勘違いです。サム&デイブですよねえ(泣) すみましぇん。
大ヒットのカバーです。ギター・ソロ、最初に聴けるのがラリーで、その後のめっちゃフリーですんざまざましいのはソニー・シャーロックです。これまた最高ですねえ☆)
ああ、こうして並べても、あらためてその活動の広さを感じますねえ。。。いろいろな意味で新たな地平を切り開いてくれたことに1ギター・ファンとして感謝します。
では締めですが、2曲、いかせてもらいますね。
「サーマン・マンソン」ラリー・コリエル、ジョン・スコフィールド、ジョー・ベック
(ジャズ・ギタリストとしてラリーと同様、ロック的手法も取り入れていった2人との、アコギによる渋い共演アルバム「トリビュータリーズ」(1979年)から。この曲のテーマ部分、アメリカの「ギター・マガジン」のラリーの書いたコラムがそのまま日本版「ギター・マガジン」に訳され掲載されていて、タブ譜をみながら練習したもので、今でもよく弾いています。ああ、美しい和音ですねえ。。。)
「アイ・アム・シンギング」ラリー・コリエル
(スティーヴィー・ワンダーの世紀の名盤「キー・オブ・ライフ」の曲をカバーしていたんですね。やっぱりいいなあ☆)
ああ、今朝はもうブログを書く3日目のインターバルが明けた早朝、いてもたってもいられずに想いいれたっぷりで書いてしまっちゃった追悼記事でございます。
やっぱりmazu、とにかく下手の横好き、ギター大好きオジンでございま~す☆
(2.22 19:00 追記)
あ、あのう。。。。。
今朝ほどは、あまりにショックが大きかったので激情にまかせて一気に記事を書いてしまっちゃいましたが。。。
実は、ラリー・コリエルさん、このブログで頻繁に登場する、あの、我が国でとんと人気の無い、でも、でも、結構いい味を出した音楽を聴かせてくれるビーチ・ボーイズのリーダー、ブライアン・ウィルソンさんとの間で、あまりにも強烈なつながりを持つエピソードの持ち主でいらっしゃいました。
アメリカ西海岸、カリフォルニア州ロサンゼルス、ハリウッドに「トルバドール」という超有名なライブハウスがあります。
1957年のオープン以来、伝説的な人物であるレニー・ブルースを初め、ボブ・ディラン、ジョニ・ミッチェルなど数多くのミュージシャンがここでライブを行ってきました。
その中でも代表的なエピソードがライブハウスのホームページに載っているのですが。。。
こちらがそのホームページで「歴史」が載っているところです。
ライブハウス「トルバドール」のホームページ 「歴史」紹介画面
その中で「1974」年のエピソードのトップに出ている文章、ご覧下さいませ。
「ジャズ奏者、ラリー・コリエルの演奏中、バスローブ姿でスリッパを履いたブライアン・ウィルソンがステージに飛び乗り、「ビー・バップ・ア・ルーラ」を歌った。」
いやあ、絶句しちゃいますよねえ。。。普通。でも、当時ドラッグ禍でどん底だったブライアンを知るファンにとっては(さもありなん)というエピソードで笑えてしまうのがまたとほほなところです(大汗)。
きっと、こちらのサイトのトップで見れるような格好で乱入したと思われます。
somebodystolemythunderブログ「ブライアン・ウィルソンの写真いくつか」
他の本によると、ステージ上にピアノがあったらしく、ラリーの演奏があるコードの循環に乗っかって(いわゆる「ヴァンプ」と呼ばれるものかと想像します)アドリブを繰り広げているとき、なぜか興奮したブライアンが乱入してピアノでリフを叩きながらリトル・リチャードばりにシャウトしたみたいです。最初ラリーは何が起こったか分からずとまどったらしいですが、さすがはラリー、すかさずブライアンに合わせてバッキングを刻んだということまで書いてある本もあります(笑汗)。
結局ブライアンはすぐにライブハウスの警備員によって強制退去させられたらしいです(大笑大泣)。
mazu、前から「その時にラリーが演奏していた曲ってなんだったのかなあ」と思っていたのですが、ラリー本人から聴けるチャンスが失われたことが残念でなりません。
ああ、やっぱりアメリカ音楽、奥が深いですよねえ。。。
(2/22 19:43 追記の追記)
あ、あのう。。。コタパパさんのお米への返信米で、ラリーの演奏でmazuが大大大好きで、かつて自身のカセットテープ音源から自身のYouTubeチャンネルにアップまでしていた、アルバム「フューズ・ワン」に収録されている「ウォーターサイド」(クラシック曲「モルダウ」をベースにしたお洒落な曲です)をやっぱり聴きたくなったのですが、残念ながらYouTubeにはありませんでした。
しかし!!!!!
なんと、アルバム全曲を紹介しているブログで、記事のバックでまるごと聴けるというすんばらばらばらばらばらしい記事を見つけてしまいました。ぜひ曲を堪能しながらご覧下さいませ☆
ブログ「音楽ブログ風なブログ」 「フューズ・ワン」記事