追悼 ウド・ユルゲンス☆(12/28 追記有) | mazuの「セット£s」ブログ

追悼 ウド・ユルゲンス☆(12/28 追記有)

 前回記事に続いて早朝です。



 実は今日も会社の忘年会でして、帰宅も遅い上に酔っ払っていると思いますので、酔っ払ってなどとても書けない本記事を早いですがアップさせて頂きます。



 このお方とジョー・コッカーと立て続けで悲しみがいっそう募る年末ですが、おそらくジョーの方は多くのブロガーによって記事が書かれると思います(すでに「のんち」さんも書かれてますね)ので、それよりは少ないと思われる、しかしジョーと同様にあまりにも偉大なこのお方を追悼して書かせて頂きます。

 ウド・ユルゲンス。

 知らなかったのですが、オーストリア出身でいらしたのですね。しかしドイツをはじめドイツ語圏はもちろん、我が国も含めた世界中で慕われた大歌手でした。80歳、心よりご冥福をお祈りいたします。

 21日の悲しい知らせ以来いろいろ見ているのですが、多くの追悼記事が我が国でもヒットし、なかにし礼さんによる日本独自の歌詞により「別れの朝」としてペドロ&カプリシャス(初代ヴォーカル、前野曜子さんの名唱です)としてヒットした「夕映えの二人」や初期のヒット曲を紹介されています。

 そこで、ここではこのお方が生涯バリバリの現役として第一線で活躍され続けた証として、今年2月に発売された最後のアルバムからの曲を紹介させて頂きます。
 実は、少し躊躇もありました。というのも、福島の原発事故のことが歌詞で出てくるからです。しかし、歌のテーマとしては「男性(だと思うのですが、人間(人類)かも?)が犯した問題(罪)の一つとして取り上げられており、ドイツ国民にとって同様の痛みを感じると思われるヒトラーを思わせる人物についても歌われていたりするので、その本意、趣旨をきっと読み取って頂けるのでは、と思いました。
 とにかく、曲がすんばらばらばらばらばらばらしすぎるんです!!!!!!!!!
 ビデオも大変良くできています。お聞き、ご覧下さいませ☆

「Der Mann Ist Das Problem」ウド・ユルゲンス
(今年2月に出たアルバム「Mitten im Leben」の1曲目、ブラスの乗りもゴキゲンなすんばらばらばらしい曲、本当に現役バリバリだったんですよねえ(涙)。聞き惚れてしまいます☆)



 うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。。。。。あまりにもすんばらばらばらしすぎるので、ライブ音源でもどうぞ!!!

「Der Mann Ist Das Problem」ウド・ユルゲンス
(おそらく、上の曲については口パクだと思うのですが、なにしろお元気なお姿が拝見できる今年の映像ということで載せさせて頂きました。実際の(生の)歌と演奏についても後ろのほうで司会者と一緒にやっているところで聴けますのでどうぞ!!! でも、お元気だったんですよねえ。。。ああ、本当に惜しまれます。)



 本当に、こんなコンテンポラリーでポップな、しかも深い曲を残してくれたことにあらためて尊敬の念につつまれるmazuでございますううううううううううううううう!!!
 もう、もうあまりにも最高なので、アルバム全曲のサンプル音源が聴ける、ドイツのアマゾンでのアルバム紹介サイトへ飛べるようにしておきます!

ドイツ版アマゾンでのアルバム紹介サイト(サンプル音源試聴可)

 ここでmazuがここ数年で気付いたことをお一つ。前にも書いたと思いますが、洋楽アルバムを調べるときには、その母国のアマゾンで検索するのが便利です。日本では未発売のアルバムもチェックできたりしますので、ぜひお試し下さいませ☆

 では、これも全く偶然ながら、ウドが如何にドイツの国民的歌手であり、若手ミュージシャンにもリスペクトされているかが良くわかる音源、映像を発見していたので、再掲載になりますが載せさせて頂きま~す☆

埋め込み不可なので飛ばしま~す☆

「ニューヨークには行ったことが無い」シュポルトフロインデ・スティッラー ウィズ ウド・ユルゲンス

(ドイツで人気の若手バンドがニューヨークで「MTVアンプラグド」のライブを行ったとき、ウドのヒット曲であるこの曲をカバーして、めっちゃ粋な演出だと感動しましたが、ドイツから
                                      ↑
 ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。。。。。間違いでしたああああああああああああ。。。。。
 昔みた音源では後ろの数分間がなかったので、てっきりウドはドイツにいて衛生中継での共演かと信じていたのですが。。。現地、ニューヨークに行っていたのですねえ(大汗)
 いやあ、歌詞では「行ったことがない」ですが(笑)、良かったですねえ☆


ウド本人がライブ映像で共演していました。曲のタイトルがもうぴったりで、すんばらばらばらしい演出に、当日母国のバンドを応援に集まったライブ会場のドイツ出身のファン、嬉しかったでしょうねえ。。。映像からもそれが伝わってきます。何度も見たくなる映像でございます!!!!!)


 うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。。。。。さ、さ、最高だああああああああああああああああ。。。。。。。。はあはあはあ。

 え、え~と。。。追悼記事ながらつい興奮してしまいまして。。。
でも、本当にすんばらばらばらばらばらしいお方でした。もっと新しい曲も聴きたかったですし、ライブも見たかったです。

 やっぱり名曲なのでオリジナル、全曲ご本人の歌でどうぞ☆

「ニューヨークには行ったことが無い」ウド・ユルゲンス
(いやあ、本当にいい曲ですよねえ。。。)



 今宵は我が国にも縁の深い、偉大な歌手を追悼させていただきました。あらためて、素敵な曲の数々に心より感謝致します。



 ええい、やっぱりせっかくなので、初期の大ヒットも載せます。


「メルシー・シェリー」ウド・ユルゲンス



ありがとう、ウド・ユルゲンス☆


(12/28 追記)

 実は最初の曲から始まる今年2月に出したアルバムは、厳密な意味での「オリジナル曲」によるアルバムとしては最後の作品でしたが、ウド自身の歌が入ったアルバムとしては、今年10月に彼の代表曲を豪華ゲストと共演したものと、自身によるオリジナルバージョンを集めた2枚組アルバムが出ていて、現在ドイツのアマゾンで音楽部門第一位となっています。サンプル音源も聴けるこちらのサイトをどうぞ!!!

アルバム「Mitten im Leben - Das Tribute Album」紹介サイト(試聴できます)

 では、その中に収められている、ウド自身によるヒット曲メドレーの音源映像がありましたので載せます。

「ヒット曲メドレー」ウド・ユルゲンス
(ゲスト達も心底楽しんでいるのがよく分かります。ジェイミー・カラムの姿も見えますねえ。。。しかし、本当にお元気だったんですよねえ(号泣)。。。「ニューヨークには行ったことが無い」もばっちり歌われています☆
 あと、メドレーの華やかなライブが終わって観客が去った後、無人の会場で一人弾き語りで歌う姿も感動的です。。。ああ、本当に惜しいですねえ。。。。。どうか安らかに。。。)



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