六道珍皇寺は六波羅蜜寺よりすぐ東にあります。
六道の辻と呼ばれ現世と冥界の境目の地と言われています。
お寺の門の前には六道の辻の石碑があります。
ここは小野 篁の伝説のお寺です。
平安時代前期の公卿です。
篁は夜ごと井戸を通って地獄に降り、冥界の閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていたと言う事です。
迎え鐘のある鐘楼です。
普段はほとんど人がいませんが、お盆の前には境内は人でいっぱいになります。
ご先祖様の霊を迎えるためにこの鐘をつきにお参りする人で賑わいます。
画面の右奥に井戸があります。
この井戸を通って小野 篁は冥界に行ったと言われています。
このお庭には入れませんが、スキマから覗けるようにされています。
京都の魔界伝説に興味のある方には有名なお寺です。
京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595
地図
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