先日のジャムセッション音源⑥。 | 下手っぴジャズプレイヤーのつぶやき

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岐阜県南部で初心者向けジャズサークル主催してます。
ジャズと志方あきこが好き。たまに犬と本について書いてます。

All Of Meでドラムを叩いたのち、今度はベースが回ってきました。

 

 

トロンボーンさんの選曲だったんですが、この曲がコールされたときひやひやしてました。

というのも、ビル・エヴァンスのアルバム「トリオ65」に収録されてるあの速いのが頭にあったからです。あんな速いのできん…と思ってたらこのテンポでしたのでとりあえずホッとはしました。

とはいえ、知ってるけど初めて演奏する曲。譜面もこの日初めて見ました。構成は12小節×2。とにかくロストしないように!

 

楽器編成は

 

トロンボーン

バスクラリネット

ピアノ(ホストピアニストさん)

フレットレスベース(私)

ドラム(ホストドラマーさん)

 

のクインテット編成。

 

曲構成は

 

カウント~

トロンボーンとバスクラリネットによる前テーマ~

トロンボーンソロ×2~

バスクラリネットソロ×3~

ピアノソロ×4~

ベースソロ×2~

ドラムとの4バース×1~

トロンボーンとバスクラリネットによる後テーマ

 

となりました。

 

リードシートをよく見ると、♯5がついています。

なんでaugじゃないんだろうと思っていたら、そうか、マイナーコードだからか! Dmで、Dm→Dm#5→Dm6→D7と5度の音が上昇クリシェする形なんですね。Gmのとこも同じです。

この上昇クリシェ、ハードボイルドな妖しい感じが出てて好きです。

 

ベースは、やり慣れた曲だと走っちゃう感があるので、初見演奏の曲の方がグルーヴしてるように感じます。

先日のAll The Things You Areのベースよりもこちらの方がどしっとしたリズムなような気がします。

余裕がない分、走らないのですよ。場に慣れたってこともあると思います。

 

ベースソロは余裕なくて、でもなんとかソロっぽいのを弾かなきゃ、と高音域で同音の3連符っぽいフレーズを弾いたら、見事にドラマーさんに拾われました。

4バース中は、ちょっと危なかったですね、ベースがひっくり返りそうになりました。12小節の曲は24小節をひとまとめにして4バース回すのですが、ロストしかけました。

 

この日ベースを弾いた曲では一番の出来。自画自賛ですが、ハードボイルドな感じが好きです(他の奏者様のおかげ!)。トロンボーンとバスクラリネットという低音楽器の組み合わせがいいですね。