1/3夜ですが、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願致します。
ここ何年か記事にしている通り、また去年1年間の
レンタルCDベスト10を書きたいと思います。
去年は例年と違って、3回もベストネタで記事にし
ています。しかし、ここでは重複なしで挙げます。
私の良く聴いたのが去年なだけであって、発売日は
無関係です。時代の流れや流行りとは全く関係ない
ものとなっています。
(ちなみに大晦日のNHK紅白、前回よりさらに関心
を持って聴けました。ユーミンや桑田バンド等、私の
世代向けに作られているかの様に感じました。若手
はカワイイな、頑張っているなと思え、絞られた
演歌陣は、丁度良い具合でした。)
<ロックから2組>
●「Live at the BBC / The Yardbirds」
(Repertoire Records 2017)
●「Stephen Stills」(Atlantic 1970)
上のCD2枚組は、家内の田舎の図書館で借りたものの、
しばらく聴いてなかったのですが、聴いてみたら
素晴らしかった。3大ロックギタリストを輩出したが
ゆえに、メンバーの出入りが頻繁で、全容をつかめる
アルバムが余りなかったと思うのですが、このCDが
それです。最初期のヒット曲からPageのWhite Summer
まで聴けて満足。
下のアルバムは、バッファロー・スプリングフィールド
やCSN&Y等、歴史的グループに参加していたStillsの
1stソロアルバムです。Yesのジョン・アンダーソンが
70年代のインタビューで、好きで影響を受けたミュー
ジシャンに、彼の名前を挙げていた。共通する音楽性を
僕は感じます。
Stillsの上記アルバムから、冒頭の「Love The One
You're With」です。
<ブラジル音楽、ボサノヴァから3枚>
●「Boosa Nova Duets」(Universal 2002)
●「Brasil / Aqurius Y Luiz Antonio」 (Ariola 1973)
●「Night of My Beloved / George Garzone & Trio
da Paz」 (Venus Records 2008)
上のアルバムは、歴史的なボサノヴァ・デュエット録音の
コンピレーションです。文句のない選曲になっています。
去年亡くなったサッカーのペレとエリス・レジーナのデュ
エットまであります。なんとペレ作詞作曲らしいです。
2枚目はルイス・アントニオのボサ・ファンク的アルバム
となっていて、当時のセルジオ・メンデスの次にある音楽
とも言える内容だと思います。
3枚目は、ガゾーン(ts)が、ブラジル音楽トリオのトリオ
・ダ・パズをバックに、ボサノヴァ・ジャズを演奏したも
のです。新しい音楽を創造しているわけではないかもしれ
ませんが、実力者が自分の好みの音楽をやってくれると言
うことなしです。
上記1枚目のアルバムから、Erasmo Carlos & Nara Leão
で、「Café Da Manhã(モーニング・コーヒー)」です。
<ジャズから4組>
●「The Complete Prestige Recordings / John Coltrane」
(Prestige 2000)
●「Ken Burns Jazz Collection ~ Charles Mingus 」
(Legacy Recordings 2000)
●「But Beatiful / Stan Getz & Bill Evans」
(Milestone 1974 / 1996)
●「The Great Summit ~ Complete Sessions / Louis
Armstrong & Duke Ellington」(EMI 1961 / 2000)
1組目は、1950年代後半にプレステッジへ残した、コルト
レーン(ts)録音順アルバムで、なんとCD18枚組です。
自己名義録音だけでなく、共演ものも含まれているのが
ミソとなっています。セット物は最初に思ったほど聴か
ないのが、私の経験的セオリーですが、これは違いました。
後年のAtlanticやImpulseレーベルと異なり、リラックス
したように感じられる演奏が魅力的です。
2つ目は、ケン・バーンズというジャズ識者が選曲した
ミンガスのベスト盤です。私の中でミンガスは、名盤数
の多さや音楽的感銘度で、BeatlesやBeethovenにも並ぶ
存在です。しかし少しヘヴィーなので、毎日聴きたい
という音楽ではありません。そこでこのベスト盤を聴い
てからオリジナル盤を聴くのが丁度良い感じです。
3つ目は、スタン・ゲッツ(ts)とビル・エバンス(p)
両巨匠の共演発掘盤です。1960年に当時唯一出された
スタジオ共演盤をそんなに好きでなかったため、本アル
バムを見過ごしていましたが、こちらの方が良い出来だ
と思います。
4つ目は、アームストロング(vo, tp)とエリントン(p)
共演の歴史的名盤です。前から知っていたのですが、
年齢と時を経て、良いと思えるようになりました。前者
の渋いコクのあるヴォーカルに、後者の骨太(打鍵強め、
音数少なめ)の演奏が絶妙です。
1つ目のアルバムから、コルトレーン(ts)とバレル(g)
で「Freight Trane」他です。
<ギター音楽から3組>
●「Strings! / Pat Martino」(Prestige 1967)
●「American Odyssey / Larry Coryell」
(DRG Records 1990)
●「ラテン・アメリカ・ギター曲集 / エデュアルド・
フェルナンデス(g)」(Decca 1994)
最初は、マルティーノ(g)によるジャズ・アルバム。
1曲目は、当時の流行に乗りジャズロック風な演奏で、
パーカッションも取り入れており、これがなかなか良い。
2曲目以降は、後のハードバップリバイバルに繋がる様な、
非常に乗りの良い演奏でなおさら良い。
2枚目は、コリエル(g)による米クラシック作曲家コー
プランド(1900-90)のソロギター解釈曲集になっている。
曲によってウェイン・ショーター(ts, ss)も参加して
いて、自作の曲も何曲か演奏している。人気アルバムで
はないかもしれませんが、コープランドは牧歌的な親しみ
やすい作風なので、コリエルの狙いは成功していると思い
ます。
3枚目は、ウルグアイ出身のクラシック・ギタリストに
よる、ヴィラ・ロボスやヒナラステア等ラテンアメリカ
出身作曲家のギター曲集。クラシックに関心なくても、
ギターやラテン音楽に関心あれば、決して聴いて損はない
アルバムです。
上記1枚目のアルバム冒頭の「Strings」他です。
P.S.上記合計して12組となり、10を超えてしまってますが、
ピッタリにするまでもないと思い、そのままです。