ビートルズの新曲と新赤盤青盤 | musicdivus21のブログ

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好きな音楽や本、日常等について書きたいと思います。よろしくお願い致します。

今年2023年も、後残すところ2日です。
我が家定番の大掃除もそろそろ終わり。
年末年始休みは有意義に過ごしたいものです。

今年のブログは、11/2にリリースされたビートルズの
28年ぶりの新曲「ナウ・アンド・ゼン」関連で締めたい
と思います。

前回生前のジョンのテープを元に1995年発表した
「フリー・アズ・バード」や「リアル・ラブ」も

良かったけれど、個人的には今回の「ナウ・アンド・

ゼン」の方が好きです。

世間の受け止め方も同様で、それは日英のチャート
アクションにも表れていると思います。(今回英1位

と日6位、前回英2位と日51位)

一聴してジョンの曲とわかる、真骨頂のメロディー

ラインにリンゴのドラム、ジョージのスライドギター、

ハーモニー、そしてストリングス! これは最良の

2023年版ビートルズです。

今は亡きジョンとジョージを偲ぶ歌とも解釈でき、

ビデオでは各年代の4人が共演する様に心打たれます。

若いジョンのお茶目なしぐさも可愛いです。



今回AI技術が使われて初めて、古いテープからジョン

の声を分離出来たというのも、AI技術の明るい未来を
思わせて好ましいです。

同時期に発売された新赤盤青盤のラストに、本曲が
追加収録されたというもの納得です。

ちなみに新赤盤青盤は、以下の色付き曲が追加され
ており、50年の時を経たが故の納得の選曲となってます。

(通称赤盤「ザ・ビートルズ1962-66」、通称青盤

「ザ・ビートルズ1967-70」は、解散後の1973年に

各LP2枚組ベストとして発売。)

 

新赤盤1962-66CD
ディスク: 1
1 ラヴ・ミー・ドゥ
2 プリーズ・プリーズ・ミー
3 アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア
4 ツイスト・アンド・シャウト
5 フロム・ミー・トゥ・ユー
6 シー・ラヴズ・ユー
7 抱きしめたい
8 ジス・ボーイ
9 オール・マイ・ラヴィング
10 ロール・オーバー・ベートーヴェン
11 ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー
12 キャント・バイ・ミー・ラヴ
13 ユー・キャント・ドゥ・ザット
14 ア・ハード・デイズ・ナイト
15 アンド・アイ・ラヴ・ハー
16 エイト・デイズ・ア・ウィーク
17 アイ・フィール・ファイン
18 涙の乗車券(ティケット・トゥ・ライド)
19 イエスタデイ
ディスク: 2
1 ヘルプ!
2 悲しみはぶっとばせ
3 恋を抱きしめよう
4 デイ・トリッパー
5 ドライヴ・マイ・カー
6 ノルウェーの森(ノーウェジアン・ウッド)
7 ひとりぼっちのあいつ
8 ミッシェル
9 イン・マイ・ライフ
10 恋をするなら
11 ガール
12 ペイパーバック・ライター
13 エリナー・リグビー
14 イエロー・サブマリン
15 タックスマン
16 ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
17 アイム・オンリー・スリーピング
18 ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
19 トゥモロー・ネバー・ノウズ

 

新青盤1967-70CD
ディスク: 1
1 ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
2 ペニー・レイン
3 サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
4 ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
5 ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ
6 ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー
7 ア・デイ・イン・ザ・ライフ
8 愛こそはすべて(オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ)
9 アイ・アム・ザ・ウォルラス
10 ハロー・グッドバイ
11 フール・オン・ザ・ヒル
12 マジカル・ミステリー・ツアー
13 レディ・マドンナ
14 ヘイ・ジュード
15 レボリューション
ディスク: 2
1 バック・イン・ザ・U.S.S.R.
2 ディア・プルーデンス
3 ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
4 オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
5 グラス・オニオン
6 ブラックバード
7 ヘイ・ブルドッグ
8 ゲット・バック
9 ドント・レット・ミー・ダウン
10 ジョンとヨーコのバラード
11 オールド・ブラウン・シュー
12 ヒア・カムズ・ザ・サン
13 カム・トゥゲザー
14 サムシング
15 オクトパス・ガーデン
16 オー! ダーリン
17 アイ・ウォント・ユー
18 レット・イット・ビー
19 アクロス・ザ・ユニバース
20 アイ・ミー・マイン
21 ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
22 ナウ・アンド・ゼン


以下追加曲についてコメント致します。

赤盤CD1-3、ファーストアルバムの冒頭曲。既にロック

スタンダート化しています。    

オリジナル曲に圧倒的強みを持つビートルズなので、当時
では考えられなかったカバー3曲。    赤盤CD1-4,10,11
カバーの最高傑作4とハンブルグ時代からのライヴ定番曲10
は当然でしょう。やや意外なのが11で、作者のR&B詩人
スモーキー・ロビンソンに敬意を表してなのでしょうか?    

赤盤CD1-8は、全米を初制覇した歴史的な7のシングル

のB面名バラッドで、シングル曲を尊重する赤盤青盤の

セオリーに沿っています。

赤盤CD1-13、ロックンローラー、ジョンの好曲。

赤盤CD2-10、ジョージのビートルズ時代の代表曲。

バーズの「リムニーのベル」に影響を受けた曲とどこかで

読みました。

赤盤CD2-15-19。名盤「リボルバー」から大量に5曲追加。
元々13と14の2曲しか選ばれていないのだから当然。何故
2曲だけだったのか? 少しばかり前衛的な曲が多かったから
でしょうか。18はポールの大名曲で、当時選曲されなかった
のは、名バラッドはもう他で十分と思われたのかもしれま

せんね。

青盤CD1-6、ジョージのインド音楽最高傑作。少し前衛な
ので、当時は絶対選べなかったと思います。青盤CD-1は
完成度高いため、追加はこの1曲のみ。

青盤CD2-2、5、6、裏名盤とも言える「ホワイト・アル

バム」から3曲追加。ジョン流の超現実ロックの25に、

その後スタンダート化したポールの6

アニメ映画サントラの「イエローサブマリン」収録で、

隠れた人気曲の青盤CD2-7も追加。

青盤CD2-16、17、20は、最後期の「アビー・ロード」

「レット・イット・ビー」から、ポール、ジョン、

ジョージの好曲、一つずつ。

そして最後の青盤CD2-22が、「ナウ・アンド・ゼン」

です。

 

もしポールとリンゴがなくなったら、ビートルズ関連の新規

リリースは途絶えてしまうのか・・・知りたいところです。

そろそろこっちも危ない年齢ですけれども。今から30年後

の新赤盤青盤に、「レヴォリューションNo.9」他が追加され

る可能性も0ではないかと思います。