阪急阪神ホールディングスの株主総会がありました。


ニュースを見る限り、宝塚歌劇団の親会社の阪急阪神ホールディングスの対応は、とても残念なものでした。


大塚順一執行役員は「それぞれの行為はハラスメントにあたるものですが、基本的には悪意をもって当たったものではない。厳しい指導がハラスメントにあたる認識がなかった。責任は劇団にある。劇団員も反省もしておりますし、改善に当たるよう、努めている」とのことでした。


何言ってるの?


アイロンをおでこに当てたりするのは、ふつうは悪意がないとそんなことはしないと思いますけどね。


百歩譲って悪意がないとしても、ハラスメントは、客観性が問題なわけです。

今回、残念ながら、自殺という最悪の結果になっているのに、株主総会で阪急阪神ホールディングスの役員からこんな発言が出てくるなんて驚きです。

誰よりも辛かったのは、この亡くなられた方だと思います。


「責任は、きちんと対応しないあなた(親会社)にありますよ。」と言いたいです。


正直、歌劇団の経営陣はダメだけど、阪急はガバナンスがしっかりしていて、コンプライアンス対策も大丈夫だろうと思っていたら、まったくダメでしたね。

上場企業なんですけど、相変わらずの古い体質が丸出しです。


もう、残念でなりません。


宝塚歌劇団のブランド力が、すぐに衰えることはないと思いますが、徐々に衰退するのではないかと思います。


繰り返しますが、時代ととも変わらないと、企業の存続は難しいです。


宝塚に疑問を持っている方(俳優さんも、スタッフさんも、ファンも)は、四季をのぞいて見てはいかがでしょうか。

ずいぶん、違った景色が見えるような気がします。


それにしても、残念です。

(なんか悔しい気持ちです)



https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202406140000433_m.html?mode=all&utm_source=AMPbutton&utm_medium=referral



https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF140M50U4A610C2000000/