あえて、何の予習もせずに見に行きました。

(ナイチンゲールくらいは知っていますよ)


注意ネタバレがありますから、何の情報も得たくない人はパスしてください。


まずは、写真から

秋劇場の入り口です。


キャスボ


本日の日付入り


さて、始めます。

(ネタバレNGの方は退出してください)


久しぶりに号泣しました😭


これですよ。これ。

愛❤️

題名通りのゴースト(グレイ)とレディ(ナイチンゲール)が惹かれ合う物語です。


実にシンプルなのですが、とても深いです。

だから、わかりやすいです。

あれだこれだと考えずにすみます。

(ここがバケモノとの違いかな、バケモノは欲張り過ぎたのかも)


そして、スコット・シュワルツさんの演出は、やはり、『ノートルダムの鐘』に似た部分がありました。

パッと思いついた点です。


・豪華なセットを使わず、セットを動かしながら、展開を早くする

・悪役の使い方がうまい → 愛を際立たせる引き立てる役

・いっきに燃え上がるような愛にはせず、じわりと愛を芽生えさせる

・一方で、愛が結ばれる時は劇的にロマンチックに💕

・主役の2人を思いっきり使う

・アンサンブル全員にソロがある

・ふつうのアンサンブルと違って、それぞれに役がある感じ


富貴晴美さんの曲は、相変わらず難しいものが多いのです。

でも、印象的なものもあれば、セリフに曲をつけたようなもの(何となくシェルブールの雨傘のような感じ)まで、様々でした。

これ、フロー役、大変だと思いますね。

(さすが志音ちゃんです』


今日、初めて聞きましたが(四季の宣伝の動画で聞いたことはありますが)、すでに、2〜3曲は覚えることができました。

メロディが美しいです。

走る雲を追いかけて(クリミアに行こう)は、頭に残りますね。

そして、不思議な絆は、いい曲です。

心に響きました。


そして、キャストですが、

みんな最高😀

でした。


谷原志音さんは、想像通りのうまさ。

あの髪型(ボブ)は地毛でしょうね。とてもステキでした。行動力のあるフローって印象が外見からもあふれていました。

歌は、案の定、やばかったです。

泣きましてね。

そして、志音ちゃん、演技も素晴らしくて、グレイへの思いが、愛へと変化して行くのがよくわかりました。だから、泣いちゃう。

あえていいますと、患者を手当する時に、超早口で3つなことを指示するのですが、最後の時、ちょっと言い直したことくらいかな。


そして、大絶賛なのは、萩原隆匡さんでした。

この人、やはり、万能かも。

歌はうまいのはわかっていましたが、こんなに上手いんだと感動しました。

逆に言えば、このミュージカルで、彼の良さがさらに開花したのかもしれません。

あと、セリフが絶妙でした。このセリフうまさが、フローとの愛を距離を縮めている様子をうまく表現しているのだと思います。

デオン・ド・ボーモンとの剣さばきも見事。


悪役はジョン・ホール軍医長官の瀧山久志さんでしたが、何とも、憎たらしいヤツでした。(かっこよくない)

ひどい〜と何度感じたことか。 → 観客にそう思わせることはそれだけ演技が素晴らしいということです。


もう1人の悪役は、デオン・ド・ボーモンの岡村美南さん。こっちは、かっこいいのです。そして、スマート。

美南ちゃん、悪役がかなり似合っていましたね。


エイミー役は、大好きな木村奏絵さん。

かわいかったです。

ソロがいっぱいありましたね。3つかな?

あー、奏絵ちゃんの声ってすぐにわかりました。

アレックス・モートンと結婚したのは、ちょっとびっくり。


これ、お得感のある役だなぁと思ったのは、ボブですね。平田了祐さんでしたが、フロー以外で、唯一グレイを見ることができるので、それなりに、いいところで出番があります。


内田圭さんのウィリアム・ラッセルは、クリミアになってからのストーリーテラーですね。

当たり前ですが、とても聞きやすいセリフでした。


アンサンブルは、それなりの人ばかりで、すぐに判別がつきました。

みんな歌がうまいです。


今日は、初めてのゴスレでしたので、全体を見るようにしました。

12列目の下手側でしたが、よく全体が見れました。

せっかくオペグラを持っていったのですが、ほとんど使いませんでした。(使ったの、奏絵ちゃんくらいかな)


次は、もう少し細部を見ようと思います。


これ、リピ率高くなると思います。

チケットを取りたい方は、すぐに取った方がいいと思います。

売り切れになると思います。(信じてください)


本日、劇場には、スコット・シュワルツさんがいらっしゃいました。

カテコが終わると、1階15列センターくらいに座っていたスコットさんに拍手👏がおきました。

スコットさん、嬉しそうでしたね。

素晴らしいものを見させていただき、感謝です。


あと、オペラ座の怪人のクリスティーヌ役だった岩城あさみさんは俳優はやめられたようですが、制作担当になったようです。

本日のゴスレの制作のところにお名前がありました。

これからは、そちらでがんばってください。

岩城あさみさんのクリスティーヌ、大好きでした。


ネタバレを気にせず、ここまで、読んでいただきありがとうございました😊

うまく伝わらない部分もあったかと思いますが、本当に良かったです。

お勧めします。


たた、2人の出来に頼るミュージカルです。

2人の調子がよくないと良さが減るかもしれませんね。

基本、2人とも、出ずっぱりですので、長い連投は調子を崩すかもと心配です。←たぶん、余計なお世話かもしれませんが