『オペラ座の怪人』日本上演36周年おめでとうございます🎉


初演から36年経つのですね。


ブロードウェイでは、ロングランが終わったのですが、劇団四季では、連続ではないものの、今でも、(日本のどこかで)上演しているのはスゴイことだと思います。


ロングランの秘訣は、リピーターが多いことにつきます。

リピーターが多い理由は大きく3つかなぁと考えます。


まずは、楽曲が良いです。

記憶に残る音楽🎵

心地よい音楽🎶

天才ロイドウェバーのピークだと思います。


次に、非日常的な恋愛ストーリーであることだと思います。ハッピーエンドではありません。考えさせられる(考える余地のある)ストーリーが麻薬的なのだと思います。


最後は、四季の俳優さん、スタッフさんのおかげかなぁと思います。


浅利慶太さんの時代は、浅利さんがいたので演出は浅利さん任せでしたが、浅利さんが四季を去ると(たぶん浅利さんの意向で)今までファントムにキャスティングされなかった芝清道さんがキャスティングされました。2015年〜16年の名古屋公演です。

その後、2017年のKAATから、RUG(ロイドウェバーの作品を管理している会社)が演出指導が始まりました。

ここから、演出が大きく変わりました。

これ以降、地方公演の録音も変わりましたね。

コロナ禍の東京公演(秋)では、さらに、変わりました。


キャストも誤解を恐れずに言えば、RUGの演出になって、より演技力重視に変わったと思います。(初期のキャメロン・マッキントッシュ(ハロルド・プリンスかも)の頃と似ています。初代ファントムの市村さんを抜擢したのはキャメロン(ハロルドかも)でした。当初は、歌が抜群に上手い沢木さんの予定でしたが、キャメロン(ハロルドプリンス)が演技の上手い市村さんにしたそうです)



浅利慶太さんにしても、RUGにしても、俳優さんやスタッフさんへの要求は厳しいもので、それに応える四季の方々の持続的な努力が、観客の足が劇場に向かわせるのだと思います。


これからも、ぜひ、上演を続けて欲しいですね。


本日の様子です(四季のHPより)

ご挨拶は佐藤圭一さんと増田守人さん

KAATのシャンデリア(下手でメグがめだっています)