本日は、東京の劇団四季の公演は、『ライオンキング』のみ上演しています。


幸運にも、それを見ることができて、ちょっと嬉しいですし、なんか得した気分です。


コロナでお客様の入り具合が気になりましたが、規制退場がありましたので、そこそこ入っていたのだと思います。

16時過ぎのチケット販売状況のスクショです。

1階は、ほぼ埋まっていますね。

もちろん、団体さんはいませんでしたので、四季ファンが足を運んだのだと思います。

みんな、すごいですね〜



さて、本日の感想ですが、若い力というか、活きの良さを感じました。

まず、赤アンテロープの間聖次朗さん。

声が若いし、活き活きしています。

元ヤングシンバです。

間さんの声は劇場に響き渡り、お客様を舞台に引きつけると思います。

お見事でした。

今後に、期待しています。


梅津亮さんの白アンテロープはベテランの味です。

例えば。顔の表情とか梅津さんは素晴らしいですね。

草の時も笑みを絶やさず、あれはあれで、なかなか難しいと思います。


そして、矢鳴優花さん(13枠)も、動きが過敏で見ていて気持ちがいいです。ハツラツとしています。

ヤングシンバが朝の報告で蝶々を追いかけますが、その蝶々が矢鳴さんです。

雌ライオンでもついつい目がいくほど、若々しい動きが良かったです。


その他にも、佐々木陽菜さんや熊谷春花さん、松永涼吾さん、勇貴さんなど若い方が一生懸命なところは、とても好感が持てました。


ナラの中原詩乃さんは、見るたびに上手くなっているように感じます。

地声の強いタイプで、シャドウランドは聴かせてくれます。←かなり好みのナラです。

以前よりも、歌にも演技にも、抑揚をつけているように思います。強弱がはっきりしていて、歌もただ声量マックスというわけではなく、歌に感情を乗せるような工夫をしているのかもと思います。

また、表情の変化があり、見ていて楽しいですね。


シンバの島村幸大さんは、久しぶりですね。

まだまだ、行けそうな気もします。

飛んだり跳ねたりも、何とか合格って感じです。

しかし、歌は味わい深くなっていて、「いいなぁ」と思う反面、アレンジ(島村流)もありなんだとちょっと驚きもしました。


スカーの道口瑞之さんは、常に何かに不平不満を持っていそうで、愚痴ばかり言っていそうなスカーというイメージです。

小さい頃、愛情不足だとこうなるってことを演じているのでしょうね。←考え過ぎ?


ハイエナトリオですが、シェンジの海野愛理さんがいいですね。

とても良いです。

ダンスは元々問題ないのですが、歌も上手くなったと思います。

そして、セリフの間の取り方とか、とてもいいですね。

バンザイの大塚道人さんがグイグイ来ますが、コンビネーションも良くて楽しめます。

エドの小田春樹さんは久しぶりでした。

いつ以来の小田エドかなぁ?

アナ雪に行ったせいか、ちょっとお上品なエドになった気もしました。

雄叫びは健在でしたね。


ラフィキを忘れてました。

平田曜子さんは、落ち着いたラフィキですね。

他のラフィキに比べると声がやや低いので、落ち着いて感じるのかも。

セリフがとても明瞭で聞き取りやすいですよね。


アンサンブルでは、大中ゆかりさん。

すっかり、ライオンキングカンパニーって感じです。どうしてもオペラ座のイメージが強いのですが、すっかり4枠になっていました。

目線をいただきましたよ。


最後に、坂井菜穂さん、ワンバイワンは、見事でした。あれだけ声が出るので、早く他の役も見たいです。

個人的には、今一番の5枠かなぁと思います。


おまけは、早く王様になりたいで、カビだらけのシャワーカーテンが降りてきますが、下手側のカーテンが引っかかって全部降りませんでした。

そんなアクシデントも気にせず、ヤングシンバにヤングナラは、うまく乗り切っていましたよ。



コロナで上演を続けるのも大変だと思いますが、スタッフや俳優さんのおかげで、素晴らしいライオンキングを見ることができました。

満席とはいきませんでしたが、それなりにお客様もはいって、カーテンコールもいつものようにやっていただき感謝です。

ありがとうございました😊


ベテランと若手がうまく噛み合うと、とても良い舞台になりますね。


また、有明に行きたくなりました。


サバンナ色のキャスボにも慣れてきました。


とても良い席でした。