こんにちは。
結城市の音楽教室のさやか先生です。


子どもたちに「練習できたー?」と聞くと、まぁだいたい

「あんまりできなかったー」



練習しようと思っても、なかなか出来ないの。

というお言葉。




毎日はなかなか練習できないよねー。

と共感してみる。
私たち大人も,何かを毎日絶対続けるって大変でしょう。
ダイエットも筋トレも、たまに思い出したようにやるでしょう(笑)


子どもだって忙しい。
学校の宿題して、ご飯食べて、明日の用意して、お風呂はいって、あっという間に夜だもんね。


夜は、ばーちゃん寝ちゃうから弾けないもんね。
ご近所迷惑になるから、大きな音がでるピアノはお休みだもんね。




練習が出来なかったという子どもたちへ

私からのアドバイスは

じゃぁ、ご飯の前に一瞬だけピアノの椅子に座ってみてよ。
お手伝いする前に、椅子に座って好きな曲を弾いてごらんよ。

練習曲じゃなくても良いよ。
弾けるようになった、好きな曲をどんどん弾いてきてよ。



これだけです。
良いことは3つ。

その1   ピアノの前に座る習慣ができる

その2   ちょっとだけでも指を動かしてピアノの音を聞く

その3    お母さんはご飯の準備が進む。



なにより3の効果で、お母さんたちが「ピアノの前に座ってごらん」と促す!


そもそも「練習の仕方」が分からないから、練習しないのです。
お母さんが練習を見てあげるのって、普段の生活では中々難しいでしょう。


ピアノは楽しいんだよと親子で思って欲しい。
一緒に音を楽しんで欲しい。




すきな曲を、上手に弾いて、お母さんに褒めてもらいたいのが子どもの本音。
だから、お母さんは「練習しろ!」っていうより
「上手に弾けるようになったね」と言って上げてほしいのです。