ティル・フェルナーのバッハWTC | めじの音楽日記

めじの音楽日記

クラシック音楽のコンサートの感想などを綴っています。

筆者はクラシック愛好歴40年、年間数十回はコンサートを聴いています。

フェルナーは、2008年から2010年にかけてトッパンホールで
ベートーヴェンのソナタを全曲演奏しました。

私は一回を除き全部聞きましたが、大変音楽的で素直な演奏は、
肩に力の入った演奏とはまったく別のベートーヴェン像を示してくれ、感銘しました。

実は、そのベートーヴェン・チクルスに先立って聴いた彼の演奏会で、
バッハのインヴェンション集が演奏されたのですが、
それの素晴らしさが、彼を聴き続けたいと思った最大のキッカケだったのです。

そんな彼は、平均律第一集のCDを出しています。

この動画はその一つですが、本当に素晴らしいと私は思います。。。

ニュアンスに満ちてバランスがよく、ロマンチックになり過ぎることもない・・・
私のピアノでのバッハのベストの一つです。





では、また。