VACATION 楽しいな!
昨年(2023年)9月に当ブログでは詩人・森雪之丞について取り上げた。「今年も詩人を...」と思っていたさなか聞こえてきた楽曲があった。その楽曲の訳詞をした人を紹介する。
↓↓昨年の記事↓↓
幼いころに聴いたあの楽曲
真っ赤なお鼻の
トナカイさんは
いつもみんなの
わらいもの
(歌詞より引用)
この誰もが聴いたことあるクリスマスソングである「赤鼻のトナカイ」これを訳詞したのが新田宣夫、またの名を漣健児だ。
1949年にアメリカでリリースされた「Rudolph, the Red-Nosed Reindeer」を新田宣夫が訳詞し、1960年にリリースされたものが広く一般化していった。
一つの音符に多くの言葉が入っている欧米の音楽を、一つの音符に1音が入る日本の音楽に落とし込んで発表した代表例となっていると共に、多くの世代が歌い継いできた楽曲となった。
赤鼻のトナカイ/詞:新田宣夫 曲:MARKS JOHN D
日劇ウェスタンカーニバルとロカビリー
時は戻って1950年代後半、高度経済成長期の幕開けと共に若者を中心に流行した音楽が”ロカビリー”その音楽を広く伝えた音楽イベントが有楽町の日本劇場で行われた「日劇ウェスタンカーニバル」だ。
若者が新しい音楽に熱狂するステージから坂本九、ザ・スパイダース、ザ・タイガース、弘田三枝子ら後の日本音楽界へ多大なる寄与をする歌手たちが誕生した。
この「日劇ウェスタンカーニバル」・”ロカビリー”の成功の立役者は欧米の音楽を訳詞して日本人が取っつきやすいようにした人物たちだろう。
その筆頭にいた人物が漣健児だろう。上でも挙げた弘田三枝子が歌った「ヴァケーション」や鈴木やすしが歌った「ジェニ・ジェニ」は現在でも田中あいみや新浜レオンらも歌い継いでいる名曲だ。
そして、それらの楽曲をリスナーとして聴いていた若者たちがのちに洋楽をも聴き、自分の音楽としてリスナーに届けていくようになる。このようにして、日本の音楽の歴史が繋がれていくのだろう。
ヴァケーション/詞・曲:Connie Francis・Hank Hunter 訳詞:漣健児
紅白予想調査を行っています
MUSIC LIFEが提供する話題の中心にもある「NHK紅白歌合戦 出場歌手&曲目予想」を今年も行います。
昨年同様、「NHK紅白予想調査」も行い、予想に反映させます。
実施方法は昨年同様でありますが、大変わがままなことだと思いますが、回答は以下の凡例に従って頂けるとこちらの集計が行いやすくなります。
調査フォームは「Google Forms」と「Microsoft Forms」の2種類(内容は同じ)を利用しております。
皆様の「推しの魅力」などもどうぞお書きください。
皆様のご協力の程、よろしくお願いいたします。
調査は、10月13日(日)23:59をもって終了します。お早めにご回答ください。
〇Google Forms
〇Microsoft Forms