SKYE
音楽で一番輝いているものは何だろう。やはりボーカルだろうか。しかし、その脇にで演奏したり、演出したりする人の存在も必要だろう。
彼らは決して前に出ていることが多い存在ではなかったのかもしれない。しかし、近年はバンドとして輝きを増している。
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初代SKYE
彼らの音楽の歴史を振り返ると中学になる。林立夫と小原礼が同じ中学校に在籍。そこで3人組バンドを組んでいた。その後、メンバーの一人が受験で抜け、同時に知り合ったのが鈴木茂だった。そして結成したのがSKYEだった。
彼らは後に伝説のバンドのメンバーとして語り継がれる。鈴木茂は大瀧詠一、細野晴臣、松本隆とともに「はっぴいえんど」で活動した。小原礼は加藤和彦のプロジェクト「サディスティック・ミカ・バンド」として活動した。
また、林立夫は吉田拓郎、南こうせつらのレコーディングメンバーとして活躍した後、70年代にはパラシュート、アラゴンなどのバンドで活躍した。
これがSKYEの原型である。
吉田拓郎からキャラメル・ママ
吉田拓郎の名曲「結婚しようよ」のレコーディングで、林立夫が誘った人物がいた。それが松任谷正隆だ。これが松任谷正隆がミュージシャンとなるきっかけだ。その後、細野晴臣、鈴木茂と共に４人で結成したバンドが「キャラメル・ママ」だ。彼らはアメリカ西海岸の音楽からのインスピレーションで音楽を紡いでいた。このバンドが荒井由実のアルバム「ひこうき雲」を手掛けたことで、「ユーミン」というムーブメントを引き起こした。このバンドは「ティン・パン・アレー」と改名して名盤「キャラメル・ママ」をリリースする。この話は以前のブログ記事を参照願いたい。
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紅白での再会、新生SKYE
2018年大みそか、彼らはNHKホールにいた。第69回NHK紅白歌合戦に松任谷由実がサプライズでNHKホールに登場するためのバックバンドだった。この時に歌唱した曲は「やさしさに包まれたなら」。本来ベースは細野晴臣だったが、親交がある小原礼が担当した。この時の放送テロップでは各人の名前が出された。
翌年、第70回NHK紅白歌合戦では松任谷由実が特別企画で「ノーサイド」を歌唱。この時も彼らがバックバンドを務めた。この時の放送テロップは「SKYE＋」として各人の名前が出された。
そして2021年、コロナ禍で混沌としていた11月に彼らは「SKYE」がアルバム「SKYE」でデビューを果たした。その翌年には日本の大型ロックフェスである「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演して、多くの人に彼らの演奏・技量を知らしめた。さらに、大みそかにはデビュー50年として特別企画で第73回NHK紅白歌合戦に出演した松任谷由実のバックバンドとしてSKYEが出演。この時の放送テロップは「SKYE」として各人の名前が出された。
SKYEは今年、初のワンマンライブを成功させより力を増している平均年齢72歳の大型新人バンドのこれからに、期待が増す。
紅白に関する調査を行っています。
「全国民対象NHK紅白歌合戦世論調査」を行っています。併せて、「紅白出場歌手予想」への幅広い意見の収集のために出場歌手予想調査も行っています。
世論調査は終了しました。ご協力ありがとうございました。
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