趣味と認知症対策(文系編) | papakenの音楽ブログ

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滋賀県に住むオジサンのアマチュアミュージシャンです。
ピアノ・ギター・ベース・ドラムが演奏できます。
宜しくお願い致します。

ケンパパです。

ご訪問頂きありがとうございます。

 

老後の趣味において、楽器をテーマに取り上げ、認知症予防も含めたブログを先日、公開致しました。

今回は楽器以外の趣味で認知症対策も視野に入れて考察してみたいと思います。

 

我が家には、認知症の老人がいます。

認知症を発症するまでの生活スタイルなどを間近で見て来ました。

原因はいくつかあります。

 

 

ひとつめはコロナ。

肥満体でもともと高血圧などの基礎疾患があるため、極力ひととの接触を避けたことによる認知症の進行がありました。

 

ふたつめは病気。

乳癌を患い、初期だったため、手術で摘出でき、大事には至らなかったものの、その後は家に籠るようになりました。

 

みっつめは運動不足。

乳癌以前はスポーツジムで水泳などをやっていましたが、手術後に外に出ない生活を続けたため、まったく運動しない生活になりました。

 

よっつめは家族の支え。

旦那さんの介護をしていたんですが、亡くなって生活の支えが消え、さらにコロナが追い打ちをかけました。

あっという間に自分の家事すらもできなくなり、嫁が寝食すべてを手助けした途端に認知症が進行。

 

「こういう生活してるとボケますよー」みたいな認知症マニュアルがあるとしたら、「その通りの生活を送って、その通りボケました」という感じです。

まさに認知症になるためのお手本を見ていた感じ。

 

私が見ていて、彼女にとって普段の生活から「あるもの」が消えました。それが

「緊張感」と「責任感」の2つです。

この2つがなくなると老人はボケます。

いや、若い人でもボケますね、間違いなく。

 

ここで老後の趣味の話につながります。

上の2つを含めた形で趣味を継続するのが、認知症予防になります。

 

どうすればいいと思います?

楽器編で何度も書いたのでわかる方もいらっしゃいますよね。

 

そう。楽器の場合は

人前で演奏すればいいんです。

緊張しますし、ちゃんと演奏できれば責任感も満たされます。

1回だけじゃダメですよ。

定期的に開催しないと意味がありません。

 

もうひとつ話を進めるならば、収入源にすればいいんです。

可能であれば。

 

私が10年前に音楽をやってた時に1回の演奏でいくらみたいなギャラを頂いておりました。お小遣い程度の金額ですが。

 

少額でも「仕事」として成立しますし、当然ギャラを頂くわけですから、いい加減な演奏はできません。緊張感・責任感どちらも付いて回ります。

 

「収入源」になれば究極の「趣味」になります。

さらに動画サイトでバズればそこからも収入が入ります。

 

もうひとつ例を挙げますと、5年ほど前から私がやり始めた趣味に「ダンボールアート」というものがあります。

下のようなものを作っております。

 

最初は「趣味」からスタートし、SNSやオークションを通じて、日本全国のカーマニアから「注文」が入るようになり、いつの間にか「副業」になりました。

 

SNSのコメント欄やメールなどでご依頼者様とやり取りしながら作り上げて行くスタイルです。

 

「緊張感」もありますし、完成品をお送りして喜んで頂けると「責任感」も果たせます。

 

ただ家に籠ってものを作るだけではなく、このようなコミュニティにつながれば理想的だと考えます。

 

私の場合、「老後の副業」として視野に入れてるのが、この「ダンボールアート」と「音楽活動」のふたつです。

どちらも一夜にして成り立つものではなく、「じっくり育てて行くこと」が大切です。

 

老後を楽しむネタとしてはやっぱりひとつだけではなく、できればふたつくらい欲しいところですね。

それぞれに人脈を作ることができるのが理想です。

 

 

文系の趣味と言ってもいろいろあります。楽器以外にも、

絵画、習字、陶芸、洋裁、手芸、模型、投資、料理、読書...

いずれも収入やコミュニティに結び付くネタはたくさんあります。

 

読書で収入源?

と思われた方もおられるかと思います。

 

読書は、読んだ知識を活かして自分で執筆して、アマゾンの書籍販売サイトで売ればいいんです。

 

盗作は処罰対象になりますが、まったくのオリジナルなら試し読みできるので面白い本なら売れるんですよ。

書式はOfficeのWord形式で行けますから、パソコンで執筆可能です。

 

いかがでしたでしょうか。

趣味を通じての認知症対策。

 

収入源にし、コミュニティを作る。

このふたつを実現できれば、認知症知らずの老後を送れる可能性が高くなります。(認知症は遺伝もあるので絶対にならないという保証はありませんが)

 

 

今回はここまでにします。

最後までお読みいただきありがとうございました。