こんにちは。
広島市西区のピアノ・ヴォーカル教室
Consolo(コンソーロ)音楽教室の
相原尚美(あいばら なおみ)です。
「演奏できる身体づくり」を目的とし、
身体のバランスを整え、
正しい身体の使い方を習得するために、
「ボディワーク」を取り入れたレッスンを行っています♪
「そもそも、エチュードって何ですか?」
エチュードとは、
楽器演奏の技術を磨くために、
演奏される楽曲で、
日本語ではよく、
‘練習曲’と訳されています。
エチュードの語源として、
フランス語の‘試み’と、
言われています。
このエチュードは、
大きく3種類に分けることが出来ます。
1.純然たる反復練習に特化したもの(ドリルの要素が強い)
・ ハノン ( 『 Virtuoso Pianist In 60 Exercises 』 )
・ ピシュナ 『60の練習曲』(リトル・ピシュナ 48の基礎練習曲集も含めて)
・ ブラームス 『51の練習曲 WoO.6』 など
2.単純な音形の反復があるものの、ある程度‘楽曲’として成っているもの
・ ブルグミュラー 『 25の練習曲 Op.100 』
・ ツェルニー 『 100番練習曲 Op.139 』
『 110番練習曲 Op.435 』
『 30番練習曲(Etudes de Mecanisme) Op.849 』
『 40番練習曲(Die Schule der Gelaeufigkeit) Op.299 』
『 50番練習曲(Kunst der Fingerfertigkeit) Op.740(699) 』
『 60番練習曲(Die Schule des Virtuosen) Op.365 』
・ クレメンティ 『 グラドゥス・アル・パルナッスム 』
・ モシュコフスキー 『 15の練習曲 Op.72 』 など
3.教材的な要素よりも、芸術的な表現の要素が多くなっているもの
・ ショパン 『 12のエチュード Op.10 』
『 12のエチュード Op.25 』
『 3つのエチュード 』
・ シューマン 『 交響的練習曲 Op.13 』
・ リスト 『 超絶技巧練習曲 』
『 パガニーニの主題による大練習曲 』
『 3つの演奏会用練習曲 』
『 2つの演奏会用練習曲 』 など
大まかな代表作品を挙げてみました。
一方、
2 と 3 の特徴を厳密に分けることが難しいエチュードもあります。
さらに、バッハの楽曲や
ソナタ、変奏曲、フーガなども
エチュードの要素が組み込まれていると、
いう場合もあります。
エチュードについては、
調べれば調べるほど
本当に奥が深いです。
ブログでも、
様々なエチュードを紹介していきます。