身体症状で悩んでいる演奏家が存在するのか、
私自身とても気になったので、調べてみました。
I..ウィスパー 著 『音楽家の手 臨床ガイド』
http://www.molcom.jp/item_detail/29568/
演奏者の身体に関する問題について、
過去の研究を幾つか紹介しています。
その中の1つ、
1986年のアメリカのオーケストラ団員(4000人)対象の調査(回答率56%)において、
弦楽器奏者の66%
木管楽器奏者の48%
金管楽器奏者の32%
の人々が筋肉や骨などの身体症状問題を抱えていることが、
明らかになりました。
特に、弦楽器奏者の場合、
肩や首、腰の部位に
問題を抱えている、ということです。
この本は医学書で、結構医学用語もバンバン出てくるから、
私自身、読むのにとても苦労しました。
具体的な身体症状の例も写真で紹介されています。
こういうのが苦手な人にあまりお勧めできませんが、
怖い物見たさのある人、読むことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?(笑)