今年も様々な話題がニュースとなりました
11月に入り流行語大賞のリストがあがりましたね
様々な言葉がありますが、皆様にとっての流行語は…
個人的には『ぶり婚』がノミネートされなかったのは意外でした(笑)
今回ノミネートされた『福山ロス』
特別泣いたりとしませんでしたが、あの福山雅治さんが
驚きました(笑)
何となくですが…結婚されるイメージがなかったもので←個人的に(笑)
ともあれ、幸せな形が多く誕生したのも事実ですね
今回、『福山ロス』にちなんで…
夏に福山雅治さんのコンサート通訳に同行させて頂いた時のエピソードを紹介したいと思います
福山雅治さんと言えば恋の歌だったり、家族の歌だったり…とても優しく、切ない、包まれるような歌声や曲を披露されていますね
私も昔から聴いてステキだなって思っていました
この夏の福山雅治さんの通訳同行には様々な課題がありました…
包まれるような歌声、曲は聴こえない方には体に響きにくく、分かりにくい…
また、場所も味の素スタジアムとの事で、音が全て空へと抜けてしまう…
暗くなるに連れて雰囲気は良くなるものの通訳を続けていく事ができるのか…
様々な不安や課題がありました
MusicHandler協会では、その場所の状況やアーティスト様の曲調を事前に考慮した上で、主催者様へと交渉させて頂いております
今回の条件下でどの様に耳の聴こえない方に楽しんで貰えるのか様々な視点や実際にご意見を頂きながら交渉を進めていきました
耳の聴こえない方からのご要望として字幕をご希望されていました…
やはり、曲調が体に響かないのではとの不安から、ある程度の曲を通訳して欲しいとのご希望もありました…
どちらもMusicHandler協会としては高い課題でした
先ず字幕に関しては主催者様だけではなく、アーティスト様のイメージされるステージがあります…
イメージに合わなければ字幕も難しい…
曲を通訳する事も簡単ではありません…
何度も繰り返し派遣するMusicHandlerに曲を聴いてもらい、通訳準備にあたってもらう…
後者についてはMusicHandler協会が努力をし何とかクリアできる課題ではありました…←意外と難易度が高いですが
前者については主催者様やアーティスト様へ要望の形で、交渉させて頂きました…事前のお話では、通訳席をご用意して頂くことは可能でしたが、字幕まで付くかどうかは主催者様では分かり兼ねますとの回答…字幕に関しての結果は当日にとの事でした
これまで、様々な交渉を主催者様とさせて頂きましたが、バリアフリーのあり方を理解してもらいながら形にしてきました
今回ばかりは耳の聴こえない方にとっての悪条件が重なることで不安な気持ちで当日を迎えました…
味の素スタジアム、全てのステージが見える位置で通訳を見ながらでも状況が分かる位置に通訳席をご用意頂けました
しかし、肝心の音が拾える、響く箇所としては悩みました…
ともあれ、場所としては耳の聴こえない方ともお話をし、ここまでは、クリアでしたが…
ここから夜になる事の不安が同時にありました
今回、初参戦された耳の聴こえない方は、福山雅治さんの曲は歌詞がとてもステキなので、分かる範囲で通訳をしてもらいたいとのこと…
MusicHandlerとして緊張が走ります
音の抜けてしまう空…どの様に音が伝わってくれるのか…リアルに何処まで感じて頂く事が出来るのか…
曲を通訳するにあたって、暗くなるとどの様に通訳が見えるか…
この様な条件自体が初めてでしたので、多くの不安がありました…
まだ明るい時間からステージがスタート
MCは通訳…
ステージが始まって直ぐに耳の聴こえない方が驚いたように私にステージを見てと言いました…
慌てて、後ろを向きステージを見ました…
ビックリと言ったら良いのか…本当に驚きました
全ての曲、タイトル、ステージ間のPVに字幕が付いていたのです
これにはMusicHandlerとして感動を隠しきれませんでした
また、耳の聴こえない方も字幕を見ながら自由に手話にされて歌っていました
ステージを背中にしている為、全ての字幕を見る事は出来ませんでしたが、ステージイメージを壊さず、芸術的に字幕が付いて、とても印象的でした
夜も更け真っ暗になった時点でもMCは少なめで、本当に大事な部分で耳の聴こえない方には楽しんでもらえた事にMusicHandlerとして本当に嬉しかったのを今でも覚えています
さすが福山雅治さん
多くの女性が『福山ロス』になる気持ちが少し分かる気がしました…
細やかな気遣いがあの会場にはありました…そして体感できた事に感謝の思いでいっぱいです
そんな細やかな人柄だからこその感動、そして多くの女性が『福山ロス』されたのだと納得しました…
福山雅治さん夫妻が幸せいっぱいの家庭を築かれていく事を心から祈りつつ…
一つ一つの経験を基盤にMusicHandler協会として、バリアフリーの形を作り続けています
聴こえないから諦めるんじゃない
皆様と同じ様に楽しみたい…そう思う心は平等でなくてはいけない…楽しみがあるから、趣味があるから、仕事が頑張れる…
それは、私たちと何ら変わりはありません
だからこそ、MusicHandler協会として形にしていく努力を惜しまず続けていきます